雨の方がお得!? 赤穂かきまつり3日開催
2019年01月29日
雨天の中、旬のカキを味わった2年前の「赤穂かきまつり」
赤穂産のカキは、千種川が運んだ植物性プランクトンを栄養源に成長し、濃厚な風味と食感の良さに定評がある。漁協関係者の話では今季も順調に生育し、「ぷりっぷりの身入りになってきた」という。
「赤穂かきまつり」では、炭火であぶった殻付きカキ約5000個を無料でサービスするほか、カキ味噌汁を1杯100円で提供(限定3000杯)。即売コーナーでは▽殻付き(約1・2キロ)1000円▽むき身(約400グラム)1000円の特価で販売する。いずれもなくなり次第終了。また、会場内に並んだ屋台でもフライ、お好み焼き、炊き込みご飯などカキを使ったメニューが販売される。
漁協によると、「今のところ、むき身3000袋、殻付き4000袋を即売用に準備している。最終的には前日の段階で数を調整する」という。
雨に見舞われた2年前の「赤穂かきまつり」は来場者数が例年からほぼ半減して約1万1000人。しかし、実際に会場を訪れた人の間では「焼きガキの試食が何回も回ってきた」「どのブースも、ほとんど待ち時間がなくて、かえって快適」といった声もあり、悪いことばかりではないようだった。
公園北東寄りの赤穂広場で午前9時〜午後2時に開催。ステージでは和太鼓演奏や歌謡ショーなどで会場を盛り上げ、上位10人にカキをプレゼントする「かき重さあて大会」(正午まで受付)、賞品が当たるガラガラ抽選会(先着150人)もある。
当日は公園駐車場が無料。JR播州赤穂駅から臨時バス(片道190円)あり。問い合わせはTel42・2602(赤穂観光協会)。
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投稿:松尾敦 2019年01月31日コメントを書く