活動方針に「水源保全条例の直接請求」
2019年05月13日
上郡町と赤穂市の住民有志を中心とする「西はりまの自然をまもる会」は12日、2019年度会員総会を開き、赤穂市内の産業廃棄物最終処分場建設計画を阻止するために水道水源保全条例の制定に向けて運動することなどを活動方針に定めた。
同会は上郡、赤穂などで産廃処分場建設への反対署名の総計が5万筆に及んだことを踏まえ、西有年と福浦でそれぞれ計画がある産廃処分場建設計画に「反対」の立場で活動している。
総会で承認された活動方針によると、「産廃阻止のために法的に対抗できる運動を展開する」とし、具体的な手段として「水道水源保全条例や住民投票条例等の制定に向けた直接請求運動」を挙げた。また、▽他団体との共闘▽広報活動の強化▽会員拡大−なども盛り込んだ。
同会は、「地域住民としてなし得るあらゆる手段を使って、具体的阻止の実効性のある活動へと運動を発展させる」としている。
厚生労働省などによると、水道水源保全(保護)条例は全国160自治体が制定(2007年3月時点)。千種川流域では2005年に佐用町が施行し、町長が定めた水源保護地域で産廃処分場などを設置しようとする事業者に対し、町長との事前協議や関係住民への計画周知を義務付けている。
掲載紙面(PDF):
2019年5月18日号(2325号) 1面 (5,882,531byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
同会は上郡、赤穂などで産廃処分場建設への反対署名の総計が5万筆に及んだことを踏まえ、西有年と福浦でそれぞれ計画がある産廃処分場建設計画に「反対」の立場で活動している。
総会で承認された活動方針によると、「産廃阻止のために法的に対抗できる運動を展開する」とし、具体的な手段として「水道水源保全条例や住民投票条例等の制定に向けた直接請求運動」を挙げた。また、▽他団体との共闘▽広報活動の強化▽会員拡大−なども盛り込んだ。
同会は、「地域住民としてなし得るあらゆる手段を使って、具体的阻止の実効性のある活動へと運動を発展させる」としている。
厚生労働省などによると、水道水源保全(保護)条例は全国160自治体が制定(2007年3月時点)。千種川流域では2005年に佐用町が施行し、町長が定めた水源保護地域で産廃処分場などを設置しようとする事業者に対し、町長との事前協議や関係住民への計画周知を義務付けている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2019年5月18日号(2325号) 1面 (5,882,531byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
総合計画策定へ全世帯対象アンケート [ 社会 ] 2019年07月08日市人口17年連続で減少 推計上回るスピード [ 社会 ] 2019年07月06日
「詐欺に遭わないで」寸劇でPR [ 社会 ] 2019年07月05日
関孝行・前交通安全協会長に署長感謝状 [ 社会 ] 2019年07月04日
「産廃反対」無言でアピール [ 社会 ] 2019年07月03日
市社協理事長に児嶋佳文氏選任 [ 社会 ] 2019年06月25日大避神社で「祓うちわ」製作始まる [ 社会 ] 2019年06月20日
《御崎メガソーラー》工事完了で運用開始 安全管理協定も [ 社会 ] 2019年06月19日
セアカゴケグモ見つかる 赤穂市内では初 [ 社会 ] 2019年06月18日ライオンズクラブ新会長に春本新二氏 [ 社会 ] 2019年06月18日
ロータリークラブ新会長に木虎知己氏 [ 社会 ] 2019年06月18日
食品衛生協会が4個人3事業所を表彰 [ 社会 ] 2019年06月17日長岡壮壽氏が県会議長 赤穂市から52年ぶり [ 社会 ] 2019年06月17日
さくらぐみ・西川明男さんに職業奉仕賞 [ 社会 ] 2019年06月11日
ホタル生息調査10年の記録 [ 社会 ] 2019年06月08日
コメントを書く