６月３日まで韓国・太白市で行われた２０１９国際サッカートーナメント大会に、関西福祉大の中島大雅さん（１９）＝教育学部保健教育学科２年＝がＵ２０（２０歳以下）全日本大学選抜のメンバーとして出場。チームの準優勝に貢献した。
　ガンバ大阪ユース出身の中島さんは「空中戦に強く、パスをつないで試合を組み立てる能力もあり、チームになくてはならない存在」（中田洋平監督）として１年から主力ＤＦとして試合に出場。昨季に念願の１部昇格を果たしたチームを支えた。今年４月の大学選抜選考会でも安定したプレーを見せ、メンバーに選出された。
　背番号「１５」で臨んだ今大会は初戦は控えとしてベンチを温めたが、２戦目以降の５試合すべてでセンターバックで起用され、うち４試合にフル出場。決勝でホームの韓国Ａに１−１のＰＫ戦の末敗れたが、国際大会でも互角に戦える自信をつかんだ。
　中島さんは「出るからには結果を残したかった。普段通りに冷静にプレーできた」と大会を振り返り、「他の選抜メンバーからはサッカーへの向き合い方の真剣さを感じた。自分ももっと成長できるようにがんばりたい」と誓った。

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2019年7月6日号(2331号) 1面 (10,906,640byte)
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