市人口17年連続で減少 推計上回るスピード
2019年07月06日
4年前に策定された「赤穂市人口ビジョン」は2020年の人口を「4万7652人」と見込むが、その推計を上回るスピードで人口減少が進行している。
統計によると、総人口は前年度末から565人減少。出生数から死亡数を引いた自然増減(297人減)、転入から転出を引いた社会増減(268人減)といずれも減った。世帯数は2万0424世帯(12世帯増)で3年ぶりに増加した。
年代別人口では、15歳未満が5532人で前年から173人減少した一方、65歳以上は88人増加して1万5174人に。少子高齢化の流れが続いている。
2060年の市人口について、赤穂市人口ビジョンは「3万5182人」と推計。国立社会保障・人口問題研究所は「2万8624人」まで減少すると見通している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2019年7月6日号(2331号) 1面 (10,906,640byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
赤穂管内居住の新規陽性者73人(7月25日) [ 社会 ] 2022年07月25日ヤングケアラーの現状知る研修会 赤穂健福管内の新規陽性者99人(7月24日) [ 社会 ] 2022年07月24日赤穂健福管内の新規陽性者 初めて100人超(7月23日) [ 社会 ] 2022年07月23日赤穂健福管内で新規陽性者36人(7月22日) [ 社会 ] 2022年07月22日赤穂健福管内で新規陽性者87人(7月21日) [ 社会 ] 2022年07月21日2050年までに脱炭素 赤穂市が「ゼロカーボンシティ宣言」 赤穂健福管内で新規陽性者87人 過去最多(7月20日) [ 社会 ] 2022年07月20日赤穂健福管内で新規陽性者20人(7月19日) [ 社会 ] 2022年07月19日赤穂健福管内で新規陽性者26人(7月18日) [ 社会 ] 2022年07月18日赤穂健福管内で新規陽性者35人(7月17日) [ 社会 ] 2022年07月17日赤穂管内居住の新規陽性者34人(7月16日) [ 社会 ] 2022年07月16日赤穂管内居住の新規陽性者41人(7月15日) [ 社会 ] 2022年07月15日赤穂管内居住の新規陽性者28人(7月14日) [ 社会 ] 2022年07月14日赤穂管内居住の新規陽性者43人(7月13日) [ 社会 ] 2022年07月13日
コメント
ここ10年(2009~2018年)の赤穂市と相生市の人口の変化について。両市とも減少していることに変わりはないが、赤穂市は減り幅が右肩上がりなのに対して、相生市は減り幅が右肩下がりになっている。
この差は何かというと社会増減(転入・転出)が赤穂市は「転入<転出」でその差も開いているが、相生市は2016年に「転入>転出」になっている。赤穂市は転入数が減り、転出数は一定。相生市は転入数が微増、転出数は減少傾向にある。自然増減(出生・死亡)はどちらも自然減で変わらない状況にある。
相生市が転入数を増やし、転出数を抑えることができた背景には人口減少の歴史があると思う。人口のピークが赤穂市は1999年だが相生市は1974年だ。相生市は赤穂市より20年以上も前から人口減少が始まっていた。そして社会増減が増え始めたのが2010年頃から。おそらく相生市はこれがあり周知のように子育てに力を入れ始めたのだろう。
RESAS「人口マップ>人口増減>相生市>グラフを表示」
https://resas.go.jp/population-sum/#/graph/28/28208/2015/2/8.641449692067627/35.20575852/135.1285256/-
0 0
投稿:人の数だけ「相生は20年先を」 2019年07月07日今まで根本的対策を打っていないことが原因と思われます。
牟礼市長の人口減少対策に期待したいですし、私達市民ももっと発言できるプロジェクトをくむべきと思います。
0 0
投稿:赤穂を考える 2019年07月07日赤穂の人口は1925年で約2万4千人、1935年で約2万8千人だった。つまり赤穂市は80年近くで増やした人口を、半分の40年で元通りに減らすことになる。
実は人口の変化には隠れた要因が考えられる。地震だ。例えば南海トラフ地震で赤穂市は大きな被害を受け人口を減らすかもしれないし、逆に赤穂市を避難先として四国からの転入者が増えるかもしれない。首都直下地震で東京一極集中が解消され転出者が減るかもしれない。良いか悪いかは別として、俯瞰的に考えるとそのような可能性がある。
人口減少に並行して少子高齢化も続く。今、10人いたら14歳以下は1人、15〜64歳は6人、65歳以上は3人の赤穂。世帯数は12世帯の増加だが高齢化率が上がっているため、空き家が増加している。またいくら中心部が微増・微減でも、全体では565人の減少だ。これで中学校の部活問題にも影響がでている。
今の日本・赤穂では人口増加という理想に釣られて、急な人口減少という現実に対応できなくなっている。これから人口は減るものという前提で、人口減少を「緩やかに」する方法を考えることが必要である。それで生まれた猶予の間に、各所の連携など効率化を進めたい。
0 0
投稿:人の数だけ 2019年07月07日コメントを書く