認知症啓発へタスキつなぐ
2019年10月26日
5回目となる「RUN伴あこう」へ向けて意気上がる実行委員会のみなさん
主会場の関西福祉大学ではスタート、ゴールのセレモニーのほかワークショップやステージイベント、認知症のドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の上映会などを開催。市民らでつくる実行委員会が来場を呼び掛けている。
RUN伴は2011年に始まった全国規模の認知症啓発キャンペーン。今年は6月から11月にかけて500を超える自治体で展開されている。赤穂市では今年で5回目で、市内の福祉系事業所で働く人たちを中心に約30人の実行委員会が6月から準備を進めてきた。
午前9時半に新田の関西福祉大学でセレモニーをして出発。認知症支援運動のシンボルカラーであるオレンジ色のTシャツを着用し、市役所や高齢者福祉施設、医療機関などでタスキを中継する。ランナーは同大や赤穂高校定時制の生徒、公募で集まったランナーなど総勢約50人。2ルートに分かれて延べ約30キロを走って同大学へ戻り、午後2時からゴールセレモニーを行う。
会場ではランナーたちの帰還を待つ間、体操と呼吸を組み合わせた健康法「笑いヨガ」、同大学吹奏楽部のコンサートなどを催す。映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』の上映会はA100大講義室で午後3時15分から。入場料1000円(大学生・専門学生500円、高校生以下無料)。
市内のランニング愛好者グループ「赤穂水練」からは有志15人がランナーとして参加する。メンバーの簑田哲司さん(56)=元禄橋町=は「走ることでお手伝いができるのならと。当日はいつも通り笑顔で走りたい」。実行委員会副代表の薬剤師、小西恭子さん(51)=中広=は「人と人とのつながりが生まれるのが『RUN伴』のいいところ。今回も新たなつながりを期待したい」と話している。
問い合わせはTel090・6500・9548(小西さん)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2019年10月26日号(2345号) 1面 (5,851,470byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ イベント ]
川柳赤穂吟社 来月29日に5周年大会 佐渡裕氏指揮の管弦楽団コンサート 「秦氏」テーマにシンポジウム 「愛は地球を救う」コンサートで募金呼び掛け [ イベント ] 2017年08月19日終戦記念日「団子汁」で平和に感謝 [ イベント ] 2017年08月12日「赤穂コールドロン」研究者が解説 5日、海浜公園で「市民の夕べ」 [ イベント ] 2017年08月01日「甘み例年以上」大津スイカまつり [ イベント ] 2017年07月21日25日に天神祭 書道パフォーマンスも [ イベント ] 2017年07月19日「ゆかたまつり」小國チャンピオンも登場 [ イベント ] 2017年07月05日「はとぽっぽ」邦楽発表会 1日に赤穂で「はりまハーモニカ祭」 赤穂演奏家協会 25日にコンサート 振動で音楽感じて 17日にコンサート [ イベント ] 2017年06月12日内蔵助役 昨年に続き梅雀さん [ イベント ] 2017年06月06日
コメントを書く