形は不ぞろいでも、味には自信
2008年12月10日
受講生が育てた野菜の品評会
同講座は、農業の担い手を増やそうと県上郡農業改良普及センター(谷本留美所長)が今年6月からほぼ月1回開講し、赤穂、相生などから農業に興味関心のある23人が参加。農家のキャベツ畑を借りた実習などを通して、土壌管理や施肥のコツを学んだ。
品評会には受講生が自宅の育苗箱で栽培したハネギ、ワサビナなどが出品された。JA職員らが形状や品質をチェックし、優秀者を表彰。持ち寄った作物を材料にロールキャベツやサラダなどを調理実習し、楽しく会食した。
若草町の尾崎靖子さん(67)は、定年退職をきっかけに今年6月から夫婦で始めた家庭菜園の参考になれば−と受講。「形は悪くても、無農薬なので安心。とってもおいしいです」と自家栽培の良さを話していた。
同講座は今年で3年目。昨年までに約60人が修了し、うち3割は農産物や手作り加工品を直売所に出荷している。
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