上方浮世絵師が描いた忠臣蔵
2021年01月15日
五粽亭廣貞画「忠烈義士伝 寺岡平右衛門」
金銀摺りなど豪華な技法を使った五粽亭廣貞(生没年不詳)、役者絵を得意とした長谷川貞信(1809―79)、「上方最後の浮世絵師」と呼ばれた中井芳瀧(1841―99)など5人の絵師の作品が並ぶ。
館主の佐野正幸さん(80)によると、上方浮世絵は歌舞伎の役者などを人間味豊かに描いたところに特徴があるという。「江戸の浮世絵とは異なった味わいがある。一般に公開される機会は多くないので、この機会に鑑賞してもらえれば」と話している。
2月28日(日)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。TEL090・3496・4282。
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掲載紙面(PDF):
2021年1月16日号(2400号) 4面 (7,988,278byte)
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