合唱曲「赤穂の子たちへ」地元で初披露
2021年07月29日
地元で初披露された「わがふるさと赤穂の子たちへ」の発表会
花岳寺前住職で駒澤大学名誉教授の片山一良さん(78)が作詞。元禄赤穂事件で命を失った義士らへ思いをはせつつ、「子たちはすくすく育ってほしい」「わがふるさとはここにある」などとつづった詩に共感した同寺役員の榊努さん(93)=上仮屋南=が「ふるさとへの愛着や誇りがあふれている詩文で、ぜひ歌にしたい」と関西福祉大学名誉教授の古瀬徳雄氏(72)=尼崎市=に作曲を依頼した。
昨年12月に東京で開催された「21世紀合唱音楽祭」で初演。新型コロナの感染拡大が重なって延期になっていた地元での発表会は完成から3年の時を経て、ようやく実現した。
この日は、元赤穂小学校音楽教諭の山中智子さん=姫路市=が主宰するコーラス同好会「すみれ会」が女声合唱。約17分間に及ぶ曲を力唱し、約60人の観客から大きな拍手を浴びた。
指揮した山中さんは「心を一つにして歌えた。歌えば歌うほど、歌詞に込められた想いが伝わってくる。いい歌に巡り会えた」と感激を語り、榊さんは「市制70周年の記念すべきタイミングで披露できた。混声合唱でも聴いてみたい」と希望を話した。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年7月31日号(2426号) 4面 (7,567,384byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
堀部安兵衛を軸に忠臣蔵版画展 [ 文化・歴史 ] 2011年11月30日城郭テーマのシリーズ講演会が開幕 [ 文化・歴史 ] 2011年11月27日忠臣蔵検定に過去最多130人 [ 文化・歴史 ] 2011年11月27日赤穂の文化財が一堂の特別展 [ 文化・歴史 ] 2011年11月25日日本美術史の権威が語る赤穂の宝物・絵画 [ 文化・歴史 ] 2011年11月25日花岳寺で冬季仏教セミナー [ 文化・歴史 ] 2011年11月21日吹奏楽と合唱のコラボ演奏会 “濱鋤き唄”継承に「ともしびの賞」 [ 文化・歴史 ] 2011年11月18日リンドウ、アケビなど秋の山野草展 [ 文化・歴史 ] 2011年11月18日市役所地下で高齢者作品展 [ 文化・歴史 ] 2011年11月17日赤穂緞通の特徴、専門家が講演 [ 文化・歴史 ] 2011年11月17日市立幼稚園の年長児絵画展 城郭をテーマにシリーズ講演会 [ 文化・歴史 ] 2011年11月16日第41回ふれあい囲碁大会の結果 内蔵助の内面探る特別展 [ 文化・歴史 ] 2011年11月12日
コメントを書く