赤穂出身の山本由聖君 全中柔道で団体V 個人3位
2021年09月03日
全国中学校柔道で団体優勝、個人3位となった山本由聖君
山本君は個人戦でも男子90キロ超級で3位入賞。3年前まで稽古を積んだ少年団に喜びを報告した。
身長181センチ、体重123キロの立派な体躯。しっかり組んでから大外刈り、内股、大内刈りなど多彩な技で相手を仕留める。大将で出場した団体戦では6試合すべてで一本勝ち。「お前で負けたらあきらめがつく」(川野成道監督)との期待に大車輪の活躍で応えた。
母・有佐子(あさこ)さん(39)=加里屋=の勧めで小3で少年団に入団した。「どんな相手でも自分から前に出る」(東光洋団長)という積極的な柔道で力をつけ、6年生で県大会で初優勝。「見学で先輩たちの強さにびっくりした」という全国屈指の強豪・国士舘中へ進んだ。寮生活にも慣れ、たまに帰省しても「早く戻って練習したい」と言うほどで、強くなりたい一心で稽古に励んできた。
昨年はコロナ禍で全国大会が中止となり、「出られなかった先輩の分も」と気合いが入った。「チームの信頼、チームワークはどこにも負けない。団体戦で勝つことが一番の目標だったのでうれしい」と山本君。少年団への報告会ではメダルやトロフィーを披露し、母の有佐子さんに「ここまで支えてくれてありがとう」と感謝の花束を贈った。
来春からは国士舘高校で柔道を続ける。今夏の東京五輪では団体戦でフランスのリネール選手に果敢に立ち向かった日本代表のウルフ・アロン選手に感銘を受け、「自分もあの舞台に立ちたい」との思いが強まった。「もう一回り、二回り大きくなって柔道の幅を広げたい。強くなって、赤穂を有名にしたい」とさらなる成長を誓った。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年9月4日号(2430号) 1面 (7,932,119byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
元ブラジル代表からサッカー指導 楽しく踊って20周年 [ スポーツ ] 2016年03月28日医学生140人が赤穂でプレー 赤穂で少年野球の新規大会 第38回市少女バレー送別大会 綱取り目指す琴奨菊関が来穂 [ スポーツ ] 2016年03月10日伝統の校内武道大会 54回目で幕 [ スポーツ ] 2016年03月09日平成27年度室内カーリング結果 [ スポーツ ] 2016年03月02日第27回有年ふれあい剣道大会 第23回赤穂市室内水泳大会 [ スポーツ ] 2016年02月14日平成27年度の千日登山表彰 [ スポーツ ] 2016年02月08日4〜6歳児が体力テスト挑戦 近畿小学生ソフトテニスで3位 目標新たに演武始め [ スポーツ ] 2016年01月31日未就学児の体力テスト
コメント
11 1
投稿:応援団 2021年09月16日そして
感謝する気持ちを忘れずに力いっぱい頑張ってください。
16 3
投稿:どんなことがあっても 2021年09月03日29 3
投稿:いちファン 2021年09月03日コメントを書く