家計厳しい子育て世帯に食料品支援
2021年11月11日
花岳寺通商店街に開設された「サステナブルパントリー&フリッジ」
「あこう子ども食堂」を運営する赤穂市地域活動連絡協議会(岩崎由美子会長)がコミュニティスペース「古民家tunagu」に隣接する空き家を改修。NPO全国こども食堂支援センター「むすびえ」の助成で棚やエアコンを整備した。容量約830リットルの業務用冷凍庫と約570リットルの冷蔵ショーケースは子ども食堂への支援を継続して行っている「フクシマガリレイ」(大阪市西淀川区)から新品が寄贈された。
棚には企業や団体から提供された食品、地元農家が寄贈した野菜や果物が並び、冷凍庫と冷蔵庫には生鮮品や冷凍食品、アイスクリームなどが保管されている。利用者は事前登録で交付されるカードキーで電子ロックを解錠して入場。セルフサービスで品物を取り出し、重さを一括計量した伝票をポストに投函するだけで持ち帰ることができる。
施設名の英語を直訳すると「持続可能な食品庫&冷蔵庫」。こうした取り組みはフードロス削減の目的で2012年にドイツで始まり、欧州に広まったという。日本でも昨年から各地で開設に向けた動きが増えているという。
児童扶養手当受給者、コロナの影響で収入が大幅に減った世帯などを対象に利用登録を受け付ける。カードキーの保証料として200円を預かり、利用終了時に返金する。当面は曜日を問わず午前8時〜午後8時にオープン。岩崎会長は「生きていく上で食べることは大切。困っている世帯に少しでも役立てば」と話している。
問い合わせは同協議会Tel55・9188。食品の補充などを手伝うボランティアスタッフも募集している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2021年11月13日号(2438号) 1面 (10,791,566byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
赤穂中吹奏楽部 第30回定演 初級点字講座の受講者募集 市内小中学校の「いじめ」昨年度10件 [ 子供 ] 2012年09月15日祖父母参観で孫とダンス [ 子供 ] 2012年09月11日お母さんは“科学者” [ 子供 ] 2012年09月05日美容師が福祉施設を奉仕訪問 [ ボランティア ] 2012年09月04日児童がJR乗務員に感謝の花束 35年目の海岸清掃奉仕 [ ボランティア ] 2012年08月30日レク講座の受講者募集 露・ハバロフスクを交流訪問 [ 子供 ] 2012年08月24日子供会が「飛び出し坊や」手作り 災害に備えて援助訓練 [ ボランティア ] 2012年08月17日丸山海岸で自然観察 [ 子供 ] 2012年08月14日特別支援教育テーマに講演 義士ゆかりの寺社清掃 [ ボランティア ] 2012年08月09日
コメントを書く