《市民病院医療事故多発》病院が一部事実関係を公表
2021年12月18日
医療過誤問題の一部事実関係を公表した赤穂市民病院
しかし、問題の詳細に関しては「係争中であり、内容を開示していない」として明らかにしていない。
発表は「現時点でお答えできる事実関係」として、▽診療科は脳神経外科▽男性医師は2019年7月に着任し、2021年8月に退職▽病院として医療過誤を認めている▽同じ医師が関わった手術のうち、別の7件の事故報告があり、外部有識者の検証を受け検討し、医療過誤ではないと判断した▽男性医師に対して2020年3月から手術を禁止した▽損害賠償請求額は約1億1500万円ーと認めた。
患者と家族は今年8月下旬に赤穂市と男性医師を提訴。この問題について、赤穂民報は提訴前の8月中旬から病院に取材したが、病院は「争訟になる可能性がある」などとして内容を明らかにしてこなかった。こうした病院の姿勢について原告の患者家族は「赤穂市民病院が、医療事故発生後に速やかに事実を公表していれば、その後の事故は起きなかったはず」と批判している。
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