赤穂高柔道部OBの松本雄史さんが後輩に稽古
2022年05月17日
柔道選手として主要大会で活躍し、現在は兵庫県警の術科指導者として後進を育成する松本雄史さん(37)が母校の赤穂高校をこのほど訪れ、後輩部員たちをコーチした。
上郡中出身の松本さんは赤穂高3年時に全日本ジュニア73キロ級で優勝。天理大に進んだ翌年に連覇した。社会人になってからは兵庫県警の特別訓練員として技を磨き、グランドスラム東京や講道館杯で3位に。体重無差別で日本一を争う全日本選手権で8強入りするなど活躍した。
この日は学校の依頼を受けて同僚の橋本大悟さん(35)とともに来校し、男女6人の部員たちに技術指導。乱取りで胸を貸し、それぞれの部員の長所を引き出した。
同校によると、柔道部は創部90年以上の歴史があるが、近年は部員が減少。今年度の夏の総体を最後に休部が決まっている。「悔いの残らない試合をしてほしい」と松本さん。直接指導を受けた寺尾凪生(なぎ)主将=3年=は「実践的な稽古をつけてもらってわくわくした。きょう教わったことを活かして優勝を目指してがんばりたい」と意気込んだ。
掲載紙面(PDF):
2022年5月21日号(2462号) 2面 (8,115,688byte)
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母校の柔道部員に指導する松本雄史さん(右)
上郡中出身の松本さんは赤穂高3年時に全日本ジュニア73キロ級で優勝。天理大に進んだ翌年に連覇した。社会人になってからは兵庫県警の特別訓練員として技を磨き、グランドスラム東京や講道館杯で3位に。体重無差別で日本一を争う全日本選手権で8強入りするなど活躍した。
この日は学校の依頼を受けて同僚の橋本大悟さん(35)とともに来校し、男女6人の部員たちに技術指導。乱取りで胸を貸し、それぞれの部員の長所を引き出した。
同校によると、柔道部は創部90年以上の歴史があるが、近年は部員が減少。今年度の夏の総体を最後に休部が決まっている。「悔いの残らない試合をしてほしい」と松本さん。直接指導を受けた寺尾凪生(なぎ)主将=3年=は「実践的な稽古をつけてもらってわくわくした。きょう教わったことを活かして優勝を目指してがんばりたい」と意気込んだ。
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