市民病院の今年度上半期収支 4・6億円の黒字
2022年12月17日
外部有識者委員会の提言を受けて経営改善に取り組んでいる赤穂市民病院が今年度上半期の経営状況をまとめた。9月末時点の収支差額は約4億6250万円の黒字で、今年度の収支改善目標額3億5500万円を上回っているという。
16日にあった市議会の市民病院経営改善調査特別委員会(釣昭彦委員長)で示された資料によると、今年度上半期(4月〜9月)の診療単価は2020年度と比べ、入院が3651円増の5万9563円、外来が2074円増の1万5966円といずれも増加。さらに、新型コロナウイルス感染症対応に伴う休床・空床補償で約3億2000万円の補助金収入が見込まれ、収支のプラスは今年度の目標額を超える状況となっている。
しかし、9月の単月では入院、外来とも患者数が減少。病院によると「10月も同様」だという。また、今年10月からコロナ休床・空床補償の要件が厳しくなり、下半期の補助金額が減少する可能性が高く、年度末の時点で収支改善目標を達成できるかどうかは不透明だ。
病院は今後の対応方針として、より積極的な救急患者の受け入れや看護補助加算の維持確保、常勤医確保に向けた大学や県への働き掛けなどを挙げている。
掲載紙面(PDF):
2023年1月1日号・第2部(2490号) 1面 (5,892,639byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
16日にあった市議会の市民病院経営改善調査特別委員会(釣昭彦委員長)で示された資料によると、今年度上半期(4月〜9月)の診療単価は2020年度と比べ、入院が3651円増の5万9563円、外来が2074円増の1万5966円といずれも増加。さらに、新型コロナウイルス感染症対応に伴う休床・空床補償で約3億2000万円の補助金収入が見込まれ、収支のプラスは今年度の目標額を超える状況となっている。
しかし、9月の単月では入院、外来とも患者数が減少。病院によると「10月も同様」だという。また、今年10月からコロナ休床・空床補償の要件が厳しくなり、下半期の補助金額が減少する可能性が高く、年度末の時点で収支改善目標を達成できるかどうかは不透明だ。
病院は今後の対応方針として、より積極的な救急患者の受け入れや看護補助加算の維持確保、常勤医確保に向けた大学や県への働き掛けなどを挙げている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2023年1月1日号・第2部(2490号) 1面 (5,892,639byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 社会 ]
インフル臨時休業(1月19日決定分) [ 社会 ] 2015年01月19日明石氏に当選証書「独自色」に意欲 [ 社会 ] 2015年01月19日インフルエンザで今年度初学級閉鎖 [ 社会 ] 2015年01月19日元副市長の明石氏が初当選、激戦制す [ 社会 ] 2015年01月18日3候補が激しく競合 僅差の勝負か [ 社会 ] 2015年01月18日市長選の開票作業がスタート [ 社会 ] 2015年01月18日投票率は61・00% [ 社会 ] 2015年01月18日午後3時現在投票率 前回より1・72ポイント上昇 [ 社会 ] 2015年01月18日投票始まる 当日有権者数は40,501人 [ 社会 ] 2015年01月18日三つどもえ市長選、混戦のまま最終盤 [ 社会 ] 2015年01月17日各陣営が決起集会、懸命の訴え [ 社会 ] 2015年01月16日市長選、各候補者の主張 [ 社会 ] 2015年01月14日火災件数が過去最少を更新 [ 社会 ] 2015年01月12日放水合戦で消防の心意気示す [ 社会 ] 2015年01月12日新成人が模擬選挙で投票体験 [ 社会 ] 2015年01月11日
コメント
公共事業は本来ちょっと赤字でちょうどいいはずなのですが。
ちょっと黒字ということは批判が怖いのでしょう。
0 0
投稿:赤穂人 2022年12月19日15 1
投稿:赤穂から 2022年12月18日8 15
投稿:赤穂君 2022年12月17日コメントを書く