東京五輪出場の柔道家、金知秀さんが少年団指導
2023年02月20日
2021年の東京オリンピック柔道女子57キロ級に韓国代表で出場した金知秀(キム・チス)さん(22)=山梨学院大学4年=がこのほど赤穂柔道スポーツ少年団を訪問。子どもたちに技を指導した。
姫路市出身の金さんは小学1年で柔道を始め、県内各地の道場へ積極的に出稽古。小6まで赤穂にも毎月のように訪れ、年上選手の胸を借りたていたという。柔道強豪校の香長中(高知)から夙川学院高へ進み、インターハイや全国高校選手権で優勝。大学生になってからも国際大会でメダルを獲得するなど実績を積み上げ、五輪代表の座をつかんだ。
同少年団が兵庫県少年柔道大会(2月11日、グリーンアリーナ神戸)で過去最高の3位になった祝福を兼ねて来穂。東京五輪で着用した柔道着で登場した金さんは、昨年の全国中学総体女子63キロ級3位の妹の智賢(チヒョン)さん(15)=奈良・五條東中3年=をパートナーに組手の模範を示し、技をコーチした。
小2の誕生日のプレゼントに父が自宅に道場を建ててくれたときからオリンピックを目指したという金さんは「最初は『夢』だったけれど、努力を続けるうちに『目標』となり、実を結んだ。私は次のパリ五輪で金メダルを目指すので、みなさんも目標を立てて頑張って」と呼び掛けた。
同少年団の指導者で、小学生だった金さんの練習相手を務めた砂子の北山佳奈さん(36)は「子どもの頃からチャレンジ精神とやる気がすごかった。本当にオリンピック選手になってすごい」と成長を称え、乱取りで金さんから直接指導を受けた上仮屋北の池田一賀(いちか)君(10)=城西小4年=は「僕も目標を持って練習を頑張る」と発奮した。
赤穂柔道スポーツ少年団で子どもたちを指導する金知秀さん
姫路市出身の金さんは小学1年で柔道を始め、県内各地の道場へ積極的に出稽古。小6まで赤穂にも毎月のように訪れ、年上選手の胸を借りたていたという。柔道強豪校の香長中(高知)から夙川学院高へ進み、インターハイや全国高校選手権で優勝。大学生になってからも国際大会でメダルを獲得するなど実績を積み上げ、五輪代表の座をつかんだ。
同少年団が兵庫県少年柔道大会(2月11日、グリーンアリーナ神戸)で過去最高の3位になった祝福を兼ねて来穂。東京五輪で着用した柔道着で登場した金さんは、昨年の全国中学総体女子63キロ級3位の妹の智賢(チヒョン)さん(15)=奈良・五條東中3年=をパートナーに組手の模範を示し、技をコーチした。
小2の誕生日のプレゼントに父が自宅に道場を建ててくれたときからオリンピックを目指したという金さんは「最初は『夢』だったけれど、努力を続けるうちに『目標』となり、実を結んだ。私は次のパリ五輪で金メダルを目指すので、みなさんも目標を立てて頑張って」と呼び掛けた。
同少年団の指導者で、小学生だった金さんの練習相手を務めた砂子の北山佳奈さん(36)は「子どもの頃からチャレンジ精神とやる気がすごかった。本当にオリンピック選手になってすごい」と成長を称え、乱取りで金さんから直接指導を受けた上仮屋北の池田一賀(いちか)君(10)=城西小4年=は「僕も目標を持って練習を頑張る」と発奮した。
赤穂柔道スポーツ少年団の子どもたちと記念写真に収まる金知秀さん=前列中央。右は妹の智賢さん
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