幻の無声映画『忠臣蔵』カツベン上映をネット配信
2023年04月16日
日本映画草創期のスター、尾上松之助主演で大正15年に公開された無声映画『忠臣蔵』(池田冨保監督、日活京都撮影所)を活動弁士と合奏付きで上映したアーカイブ映像が4月16日(日)正午から期間限定でインターネット配信される。
松之助が最晩年に出演した作品。合計20分程度の断片フィルムしか現存が確認されず、「幻の作品」と呼ばれていた中、8年前に約66分のフィルムが見つかり、古い映画フィルムや映写機を収集展示する「おもちゃ映画ミュージアム」(京都市中京区)が約70分の映像にデジタル再編した。
尾上松之助遺品保存会(松野吉孝代表)が主催した「京の活動写真 下鴨映画祭」(3月26日、京都府立文化芸術会館)の第3部で上映された。7人の弁士が配役を分担して台詞を語る「声色掛け合い」に三味線やピアノ、バイオリンなど6種の楽器が伴奏。松野代表によると、「大正時代に実際に演じられていた上映スタイルで、おそらく戦後では初めて」という。
そのときの収録映像を同映画祭公式サイト(https://shimogamoeigasai.com)で無料公開。配信は4月23日(日)午後11時まで繰り返し視聴できる。
期間限定で無料配信される尾上松之助主演『忠臣蔵』の一場面=尾上松之助遺品保存会提供
松之助が最晩年に出演した作品。合計20分程度の断片フィルムしか現存が確認されず、「幻の作品」と呼ばれていた中、8年前に約66分のフィルムが見つかり、古い映画フィルムや映写機を収集展示する「おもちゃ映画ミュージアム」(京都市中京区)が約70分の映像にデジタル再編した。
尾上松之助遺品保存会(松野吉孝代表)が主催した「京の活動写真 下鴨映画祭」(3月26日、京都府立文化芸術会館)の第3部で上映された。7人の弁士が配役を分担して台詞を語る「声色掛け合い」に三味線やピアノ、バイオリンなど6種の楽器が伴奏。松野代表によると、「大正時代に実際に演じられていた上映スタイルで、おそらく戦後では初めて」という。
そのときの収録映像を同映画祭公式サイト(https://shimogamoeigasai.com)で無料公開。配信は4月23日(日)午後11時まで繰り返し視聴できる。
<前の記事 |
[ 文化・歴史 ]
緞通図面の裏打紙に帳簿資料 [ 文化・歴史 ] 2014年06月14日絵画と写真のダブル個展 [ 文化・歴史 ] 2014年06月14日プロ演奏を気軽に楽しめるコンサート 子ども茶道教室、小中学生を募集 児童合唱団に「草の根国際功労賞」 [ 文化・歴史 ] 2014年06月11日7団体が出演、ブラスの祭典 加里屋川のネイチャー写真展 [ 文化・歴史 ] 2014年06月08日写真や絵画など仲間6人展 [ 文化・歴史 ] 2014年06月04日懐かしのアニメ主題歌など男声合唱 ル・ポン音楽祭、10月13日開幕 国重文弊殿で獅子舞奉納へ [ 文化・歴史 ] 2014年05月31日国芳の忠臣蔵錦絵50枚揃い寄贈 チャイコフスキー国際の優勝者が演奏会 アートマイルがユネスコ奨励事業に 「赤穂の空」テーマに写真展 [ 文化・歴史 ] 2014年05月24日
コメントを書く