全国で初めてプロゴルフ会と連携して誕生する関西福祉大学ゴルフ部の創部式が９日、新田の同大学であった。クラブのスローガンを「強く、大きく、美しく」と掲げ、１期生１５人が抱負や目標を発表。今年４月の正式発足へ向け始動した。


　同大学は昨年３月、競技普及やゴルフを通じた地域交流などを目的に兵庫県プロゴルフ会と連携協定を締結。ゴルフ部の創設を決定した。協定には同会所属のプロゴルファーをコーチとして派遣することも含まれ、日本女子アマ選手権の出場経験がある選手など将来有望な部員たちが集まった。

　創部式には特別顧問に就任した加藤明学長をはじめ白石大和コーチ（２７）＝ＰＧＡトーナメントプレーヤー＝など関係者が出席。ユニフォーム姿の１期生たちが「日本女子アマ、日本学生で１位を獲る」「プロテスト合格を目指す」「ゴルフと勉強を両立させる」など一人ずつ目標を述べた。大学と協会を仲介したＧＭ兼総監督の寺田祐三さん＝新田、関西ゴルフ連盟理事＝は「赤穂は日本初のプロゴルファーとなった宮本留吉さんを生んだ地。宮本さんのように世界に飛躍するプロを目指して」と激励した。

　部員らは赤穂カンツリークラブとキャンパス内に新設される練習場を拠点にトレーニング。３月下旬に合宿を行い、４月から始まる公式戦に臨む。

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掲載紙面（PDF）：
2024年2月17日号(2541号) 4面 (9,992,233byte)
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