「暴追の旗守り続ける」断つ会が会長改選
2024年05月24日
犯罪や暴力のない安全・安心なまちの維持を目的に活動する「暴力団と関係を断つ会」は20日の総会で役員改選を行った。結成当初から32年間会長を務めた藤野高之氏(81)が相談役に勇退し、新会長に副会長だった目木敏彦氏(64)=建設分会=を全会一致で選任した。
同会は、暴力団対策法が施行された1992年、暴力団からの不当な金銭要求に苦しんでいた飲食業関係者らを中心に結成。暴力団への資金提供を断固拒否して弱体化に成功し、市内に3か所あった組事務所を2011年までに閉鎖に追い込んだ。現在は飲食、建設、自動車関連、観光、不動産、企業、企業第2の7分会で組織している。
今後は会長の任期を1年とし、各分会の持ち回りで選任することを申し合わせた。長年にわたり先頭に立って活動をリードしてきた藤野氏は「継続は力なり。新会長の下、結束してさらに組織を充実させ、赤穂の安全を守ってほしい」とあいさつ。バトンを受け取った新会長の目木氏は「私たちが平和に安全に経済活動ができるのも、藤野会長はじめ先輩方が活動を続けてこられたおかげ。7つの分会が力を合わせ、この旗を守り続けていく」と決意を述べた。
新役員は次のみなさん。かっこ内は所属分会。敬称略。
▽会長=目木敏彦(建設)
▽副会長=前田邦稔(自動車)春本新二(観光)上中祥暢(不動産)金谷憲司朗(企業)有澤昌彦(企業第2)広瀬和博(飲食)
▽会計=三木俊和(建設)
▽監査=霜野昭徳(建設)
▽相談役=藤野高之(飲食)
※春本氏は事務局、広瀬氏は監査を兼務
掲載紙面(PDF):
2024年5月25日号(2553号) 1面 (6,818,385byte)
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活動継続のバトンをつないだ藤野高之前会長(左)と目木敏彦新会長
同会は、暴力団対策法が施行された1992年、暴力団からの不当な金銭要求に苦しんでいた飲食業関係者らを中心に結成。暴力団への資金提供を断固拒否して弱体化に成功し、市内に3か所あった組事務所を2011年までに閉鎖に追い込んだ。現在は飲食、建設、自動車関連、観光、不動産、企業、企業第2の7分会で組織している。
今後は会長の任期を1年とし、各分会の持ち回りで選任することを申し合わせた。長年にわたり先頭に立って活動をリードしてきた藤野氏は「継続は力なり。新会長の下、結束してさらに組織を充実させ、赤穂の安全を守ってほしい」とあいさつ。バトンを受け取った新会長の目木氏は「私たちが平和に安全に経済活動ができるのも、藤野会長はじめ先輩方が活動を続けてこられたおかげ。7つの分会が力を合わせ、この旗を守り続けていく」と決意を述べた。
新役員は次のみなさん。かっこ内は所属分会。敬称略。
▽会長=目木敏彦(建設)
▽副会長=前田邦稔(自動車)春本新二(観光)上中祥暢(不動産)金谷憲司朗(企業)有澤昌彦(企業第2)広瀬和博(飲食)
▽会計=三木俊和(建設)
▽監査=霜野昭徳(建設)
▽相談役=藤野高之(飲食)
※春本氏は事務局、広瀬氏は監査を兼務
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