「あこう子ども食堂」の岩崎由美子さんに職業奉仕賞
2024年06月13日
地道に社会貢献した人を称える赤穂ロータリークラブ(石原将司会長)の職業奉仕賞の贈呈式が加里屋の赤穂商工会館でこのほどあり、「あこう子ども食堂」の岩崎由美子さん(59)=中浜町=が表彰された。
岩崎さんは2017年に花岳寺通商店街の空き店舗を活用して市内初となる子ども食堂を開設。ボランティア仲間と調理した食事と団らんを月2回子どもたちに提供する活動を始めた。当初は10人程度だった来場者数は回数を重ねるごとに増え、会場を市民会館へ移動。最も多いときには1回で150人を超える子どもたちが参加した。
また、スーパーや一般家庭などで余った食品を回収して、必要とする団体や個人に譲渡する「フードドライブ」にも取り組み、食品ロスの削減にも貢献した。
岩崎さんの取組を契機に赤穂市の補助制度が整備され、市内に複数の子ども食堂が生まれる後押しとなった。「これからは運動を広げていくボランティアを増やす活動にシフトしたい」と、あこう子ども食堂は今年3月末で区切りとし、今後は人材育成に力を注ぐ。
掲載紙面(PDF):
2024年6月22日号(2556号) 2面 (6,777,155byte)
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赤穂ロータリークラブから職業奉仕賞を贈呈された岩崎由美子さん
岩崎さんは2017年に花岳寺通商店街の空き店舗を活用して市内初となる子ども食堂を開設。ボランティア仲間と調理した食事と団らんを月2回子どもたちに提供する活動を始めた。当初は10人程度だった来場者数は回数を重ねるごとに増え、会場を市民会館へ移動。最も多いときには1回で150人を超える子どもたちが参加した。
また、スーパーや一般家庭などで余った食品を回収して、必要とする団体や個人に譲渡する「フードドライブ」にも取り組み、食品ロスの削減にも貢献した。
岩崎さんの取組を契機に赤穂市の補助制度が整備され、市内に複数の子ども食堂が生まれる後押しとなった。「これからは運動を広げていくボランティアを増やす活動にシフトしたい」と、あこう子ども食堂は今年3月末で区切りとし、今後は人材育成に力を注ぐ。
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