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赤穂市内の学校耐震化率は53%

 2009年04月04日 
 赤穂市教委は3月31日、市内公立小中学校と幼稚園の耐震診断結果を初めて公表。調査対象の85棟中12棟が何らかの耐震化工事が必要で、28棟がより詳細な診断を要することがわかった。耐震性に問題がない建物は45棟で、耐震化率は52・9%。市教委は「21年度以降、耐震指標の低いものを優先的に補強工事を進めていきたい」と話している。
 耐震診断の対象は、非木造の2階建て以上、または延床面積200平方メートル以上の校舎、体育館で、古い耐震基準だった昭和56年以前に建てられた56棟。建物の耐震指標を示すIS値は平成20年度末までに半分の28棟で算出が済んだ。
 そのうち、国の安全基準(IS値0・7超)を満たしていたのが8棟。基準値以下だった20棟中8棟は20年度末までに耐震工事が完了した。
 市教委は残る12棟について、引き続き耐震化工事を進める計画。耐震指標が未調査の28棟については23年度までにIS値を算出する。
 特に、唯一IS値が0・3未満で、「震度6以上で倒壊または崩壊する危険性が高い」と判定された赤穂西中学校体育館(IS値0・14)については、「21年度に実施設計し、22年度中に補強工事を完了できるよう、最優先で取り組みたい」と話している。
 昭和57年以降に設計された29棟については「IS値0・7を上回っている」(市教委)としている。
 要耐震化工事またはIS値未算出の建物は次のとおり。
 〔耐震化工事が必要な建物〕
 ▽赤穂小=校舎A(0・38)同B(0・32)同C(0・33)
 ▽塩屋小=体育館(0・63)
 ▽尾崎小=校舎B(0・47)体育館(0・56)
 ▽御崎小=体育館(0・45)
 ▽坂越小=校舎A(0・37)体育館(0・67)
 ▽赤穂西中=校舎A(0・62)同C(0・53)体育館(0・14)

 〔IS値未算出の建物がある学校園〕
 ▽赤穂小
 ▽赤穂西小
 ▽尾崎小
 ▽御崎小
 ▽坂越小
 ▽高雄小
 ▽赤穂中
 ▽赤穂東中
 ▽坂越中
 ▽赤穂幼
 ▽塩屋幼
 ▽赤穂西幼
 ▽尾崎幼
 ▽御崎幼
 ▽坂越幼
 ▽高雄幼
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掲載紙面(PDF):
2009年4月4日(1842号) 4面 (8,827,554byte)
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