車いす卓球の北川雄一朗さん 国際OPで初優勝2冠
2024年11月18日
パラ卓球の国際大会・フランスオープン(10月28〜30日、パリ)で男子車いすクラス3に出場した関西福祉大学4年の北川雄一朗さん(22)=相生市那波野=がシングルスとダブルスの2種目で優勝した。国際大会の中で格付けが高いオープン大会での金メダルは自身初。
シングルスは予選リーグから準々決勝までの3試合をストレート勝ち。準決勝はパリ・パラリンピックに出場したポーランド選手を3ー1で降し、決勝は地元フランス選手を3ー1で破った。奈良の中村亮太さんと組んだダブルスも順調に勝ち上がり、決勝は実力のあるドイツペアに0ー2から逆転勝ちを収めた。
これまで一度もフランス人選手に勝利したことがなかった北川さん。今大会に向け、ヨーロッパ勢に多いパワー系の選手に対抗するため、強打をカウンターで返す「ブロック」を特訓し、さらに対戦が予想されるライバル選手のプレースタイルを動画で研究。その結果、自分よりも世界ランク上位の選手たちを次々に撃破できた。
大会前に28位だった個人の世界ランキングは自己最高の21位に上昇。年内の公式戦はこれが最後で、来年以降の大会でパラリンピックの出場圏内とされる20位以内を目指す。「さらにブロックを磨いて、得意のバックだけでなくフォアも強化していく」と次のステップへ目を向けた。
掲載紙面(PDF):
2024年11月23日号(2576号) 1面 (6,078,580byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
初めて国際オープンで優勝した北川雄一朗さん
シングルスは予選リーグから準々決勝までの3試合をストレート勝ち。準決勝はパリ・パラリンピックに出場したポーランド選手を3ー1で降し、決勝は地元フランス選手を3ー1で破った。奈良の中村亮太さんと組んだダブルスも順調に勝ち上がり、決勝は実力のあるドイツペアに0ー2から逆転勝ちを収めた。
これまで一度もフランス人選手に勝利したことがなかった北川さん。今大会に向け、ヨーロッパ勢に多いパワー系の選手に対抗するため、強打をカウンターで返す「ブロック」を特訓し、さらに対戦が予想されるライバル選手のプレースタイルを動画で研究。その結果、自分よりも世界ランク上位の選手たちを次々に撃破できた。
大会前に28位だった個人の世界ランキングは自己最高の21位に上昇。年内の公式戦はこれが最後で、来年以降の大会でパラリンピックの出場圏内とされる20位以内を目指す。「さらにブロックを磨いて、得意のバックだけでなくフォアも強化していく」と次のステップへ目を向けた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2024年11月23日号(2576号) 1面 (6,078,580byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ スポーツ ]
卓球で健康増進と仲間づくり [ スポーツ ] 2018年01月12日「努力すれば夢叶う」目標は東京パラ [ スポーツ ] 2018年01月01日赤穂弓友会の12月例射会 [ スポーツ ] 2017年12月18日第14回蓼城杯ソフトテニス 異種競技が切磋琢磨 武道交流会 友道師 ジャパンカップ初制覇 [ スポーツ ] 2017年11月26日第38回市少女バレーボール発足記念大会 [ スポーツ ] 2017年11月22日赤穂弓友会の11月例射会 [ スポーツ ] 2017年11月20日第29回赤穂市中学生学年別ソフトテニス [ スポーツ ] 2017年11月08日女子バレーボールで産学連携 [ スポーツ ] 2017年11月08日顧客サービスでグラウンドゴルフ大会 29年度市文化・スポーツ賞に1団体28人 県高校駅伝へ初のアベック出場 [ スポーツ ] 2017年10月31日全国障害者スポーツ大会へ3選手 [ スポーツ ] 2017年10月25日障害者水泳 リレー2種目で日本新 [ スポーツ ] 2017年10月21日
コメントを書く