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赤穂生まれのハクチョウ、愛称決定

 2008年02月16日 
愛称が決まった倉敷市美観地区のコブハクチョウ。左が赤穂生まれの「ユメ」=倉敷市観光振興課提供
 昨年11月、姫路市立動物園を経由して倉敷市に寄贈された赤穂生まれのメスのコブハクチョウの愛称がこのほど決まった。
 決定した愛称は「ユメ(夢)」。ユメとつがいになっているオスのコブハクチョウとセットで同市が愛称募集し、寄せられた1056件の中から「白鳥愛称選定委員会」が厳正に審査。オスの愛称は「ソラ(空)」になった。
 考案者は群馬県の白石智子さん。「空に向かって大きくはばたく夢をいつまでも」との意味を込めたという。
 ユメは昨年5月に赤穂城跡公園花見広場で誕生した5つ子の1羽。7月に兄妹たちといっしょに姫路市立動物園へ里子に出され、11月21日に倉敷市美観地区へもらわれた。
 同市観光振興課は「これからも温かく見守ってもらえれば」と話している。
 赤穂で生まれた5つ子の残りの4羽のうち、2羽は昨年7月に加西市フラワーセンターへもらわれ、あとの2羽は姫路市立動物園で飼育されている。親鳥は赤穂城跡公園で夫婦仲良く暮らしている。
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掲載紙面(PDF):
2008年2月16日(1780号) 4面 (9,044,949byte)
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