あけぼの幼稚園にある教会は、元々は神社
2009年05月23日
現在は赤穂カトリック教会として使われている旧赤穂神社の拝殿
佐藤氏は平成7年から大石神社に伝わる森家の遺品類を調査し、目録をまとめた経歴を持つ。
「藩祖の遺品と祖霊社−赤穂藩森家を例に−」の題名で、藩主家の先祖をまつる大石神社の由来をひも解きつつ、赤穂森家の初代藩主・長直が着用したと伝えられる具足、家譜を記録した「森家大系図」など同家ゆかりの文書や武具など代表的な遺品19点を紹介している。
佐藤氏の調査研究によれば、5代忠洪が明和3年(1766)に赤穂城水手門内西側に創設した祠が後に「赤穂神社」と改称され、塩屋門前を経て明治44年(1911)に上仮屋へ遷座。第2次世界大戦で社司が戦死するなど維持が困難になり、昭和24年(1949)に大石神社へ合祀された。社地と建物は翌年に赤穂カトリック教会が購入。外壁と内部は改築されたが、屋根は当時のままという。
佐藤氏は「祖霊社に什器などが奉納されたことが、偶然にも遺品の散逸を防いだといえる」と考察。「史料保存の観点からも、全国の祖霊社における由緒と遺品調査が必要だろう」と結ばれている。
ちなみに、大石神社は赤穂神社を合祀したときから「赤穂大石神社」が正式名称。毎年9月19日に森家先祖遠慕祭を行っている。
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掲載紙面(PDF):
2009年5月23日(1848号) 3面 (7,795,603byte)
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コメント
南山造園さんが所有しているそうですが、本物かどうかは調べてみないと分かりません。
こんな情報はいかがでしょうか?
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投稿:ご近所さん 2009年06月03日
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投稿:赤穂民報 2009年05月23日コメントを書く