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有年中の男性教諭 北岳で行方不明

 2009年07月31日 
 国内第2の高峰、北岳(山梨県南アルプス市、3193メートル)へ7月25日から1泊2日の行程で登山した有年中学校の男性教諭(56)=岡山県備前市木谷=が予定を過ぎても下山せず、南アルプス署が遭難のおそれがあるとみて捜索している。
 同署によると、男性は25日午前、北岳の北東方面の広河原登山口から一人で入山し、北岳近くの山小屋「肩の小屋」で宿泊。翌朝午前5時ごろ、間ノ岳(3189メートル)へ向けて山小屋を出たことが確認されているが、その後の行方がわからなくなっている。
 男性が自宅に残した登山計画書には、北岳から間ノ岳を往復縦走し、26日午後1時過ぎに広河原に下山する行程が記されていた。27日になっても自宅に戻らず、携帯電話もつながらないことから、家族が28日に同署へ届けた。
 同署では山小屋関係者や登山者から情報を集めるとともに、登山ルートを捜索。31日も午前10時ごろからヘリコプターで上空からの捜索を行っている。
 警察が家族から聞いた話では、男性は登山歴約5年。北岳から間ノ岳へ向かう縦走は「上級者向けの難度の高いコース」(同署)という。26日の北岳付近の天候は午前中はくもり、午後からは雨だった。有年中の同僚職員は「一刻も早く見つかってほしい。無事を願っている」と安否を気遣っている。
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掲載紙面(PDF):
2009年8月8日(1859号) 4面 (8,846,005byte)
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コメント

家族全員で心配しています。小学校の時、ブラスバンドで3年間、お世話になった先生です。無事でいることを祈っています。

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投稿:ぷりん 2009年08月08日

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