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義士に学ぶ「武士道精神」

 2009年08月02日 
義士が所用していた太刀を見学した子どもたち
 義士学習を通して礼節や助け合いの心を学ぼうと、赤穂義士剣友会(寺田尚弘代表)の少年剣士らが2日、上仮屋の大石神社を訪れた。
 同会は日本古来の伝統文化として剣道を継承しようと、赤穂剣道連盟少年部を発展させて昨年スタート。市内の中学校、少年団の剣士らを対象とし、文化庁の「伝統文化こども教室」の認定を受けている。
 この日は小学生約30人が参加し、四十七士の木像、大石邸庭園などを見学。宝物殿では、大石内蔵助や義士の中でもとりわけ剣豪で知られる堀部安兵衛が所用した太刀をじっくりと鑑賞した。
 子どもたちに赤穂事件のあらましを講話した飯尾義明宮司は「剣道を通して礼儀や思いやりの心を身につけ、りっぱな大人になって」と語った。最前列で話を聞いた元塩町の西奥間雄飛君(11)は「夏休みの自由研究としてまとめたい」と内容をノートに書き取っていた。
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掲載紙面(PDF):
2009年8月29日(1861号) 4面 (7,833,770byte)
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