集会所玄関に善意のスロープ
2009年08月24日
地域住民の善意で設置された寿町集会所の玄関スロープ
同集会所は昭和51年築。当時は公共施設にスロープ設置を義務付ける県条例がなく、玄関前とポーチにそれぞれ高さ15−30センチの段差があった。選挙の投票などで車いすの人が来所した場合は4人で抱え上げていたという。
市の財政難で行政による改築が見込めないことから、駅北自治会(西川洋一会長)と老人会が費用を工面。地区内の大工さんが格安で組み立ててくれた木製スロープを西川会長ら3人で取り付け、ステンレス製手すりも設けた。
30日は衆院選の投票日。西川会長は「高齢者や車いすの人も安心して投票に来てもらえれば」と笑顔で話していた。
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掲載紙面(PDF):
2009年8月29日(1861号) 3面 (7,833,770byte)
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