木津の「枯木地蔵」で供養
2009年08月26日
枯木峠の地蔵盆に参加したみなさん
木津と塩屋、大津を結ぶ峠の途中にある「枯木地蔵」は慶応2年(1866)、峠を利用する集落の住民によって建立。通行人の安全を祈願したものとみられるが、赤穂鉄道の開通以降、峠を通る人は減り、いつしか草木に埋もれた。
地蔵を建立した人たちの子孫が供養のために荒れた山道を歩いていることを知った同会が13年前、清水工業団地の山陽自動車道橋脚付近にある登り口から地蔵までの約1キロを整備。以来、毎年地蔵盆に合わせて草刈りと法要を行っている。この日も雑草や倒木を取り除きながら、約1時間半かけて峠を登った。
こけむした表面を磨いて供花。龍泉寺の多田敏明住職が読経する中、全員で線香をあげた。
松本会長は「あまり知られてはいないが、立派な高雄地区の文化財。これからも大切に守り続けたい」と話している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年8月29日(1861号) 3面 (7,833,770byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
駅前通りに碁会所オープン 赤穂城跡のサクラが満開 子どもたちのおもちゃを再生 市民の手で緑地帯再生へ 海外ボランティア説明会 上高野で菜の花が満開 [ 街ネタ ] 2008年04月03日黒鉄山頂が360度の大パノラマに フナ大量死は酸欠か 福祉施設に液晶テレビなど寄贈 [ ボランティア ] 2008年03月15日尾崎の水路でフナ大量瀕死 音声で郷土を紹介 [ ボランティア ] 2008年03月08日ケガのおばあさん助けた男性判明 [ 街ネタ ] 2008年03月08日アナゴが品薄 [ 街ネタ ] 2008年03月08日川をきれいに 案外、奥深いドングリこま
コメントを書く