過去から現代へ受け継がれる赤穂緞通を特集
2009年09月03日
8月25日に発売された季刊「銀花」第159号に赤穂緞通の特集記事が掲載されている。旧家に伝わる古緞通と技術継承への取り組みにスポットを当て、“日本三大緞通”の一つに数えられる伝統工芸の魅力を存分に紹介している。
同誌は美術工芸や自然、風土などをテーマに「文化出版局」(東京都渋谷区)が年4回発刊する文化誌。創刊40周年の今年は「ものを生み出す人々の生き方を見つめ、伝える」との編集方針を掲げる。途絶えかけた技法の継承に努力が続く赤穂緞通に編集部が目を留めた。
タイトルは「赤穂緞通・温故知新 受け継がれる木綿の手織りの技」。今年6月、御崎・田淵家、坂越・江崎家など市内の旧家に古緞通を訪ね、伝統工芸復興に思いをかける現代の織り手らに取材した22ページ。落ち着きの中に華やかさを漂わせる赤穂緞通のたたずまいが誌面から伝わってくる。
記事を執筆した同誌編集部の成合明子さんは「洗練された繊細な文様を表現した手技に感服した。また、それを復興したいと情熱を注ぐみなさんの心意気にも打たれた」と取材を振り返っている。
同誌は1600円で主な書店で販売している。
掲載紙面(PDF):
2009年9月5日(1862号) 3面 (8,885,201byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
同誌は美術工芸や自然、風土などをテーマに「文化出版局」(東京都渋谷区)が年4回発刊する文化誌。創刊40周年の今年は「ものを生み出す人々の生き方を見つめ、伝える」との編集方針を掲げる。途絶えかけた技法の継承に努力が続く赤穂緞通に編集部が目を留めた。
タイトルは「赤穂緞通・温故知新 受け継がれる木綿の手織りの技」。今年6月、御崎・田淵家、坂越・江崎家など市内の旧家に古緞通を訪ね、伝統工芸復興に思いをかける現代の織り手らに取材した22ページ。落ち着きの中に華やかさを漂わせる赤穂緞通のたたずまいが誌面から伝わってくる。
記事を執筆した同誌編集部の成合明子さんは「洗練された繊細な文様を表現した手技に感服した。また、それを復興したいと情熱を注ぐみなさんの心意気にも打たれた」と取材を振り返っている。
同誌は1600円で主な書店で販売している。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2009年9月5日(1862号) 3面 (8,885,201byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
大津川で約40年ぶり精霊流し [ 文化・歴史 ] 2012年08月15日忠臣蔵浮世絵を展示替え [ 文化・歴史 ] 2012年08月15日市民文化祭、俳句と短歌募集 観光ガイドが自由研究を指南 [ 文化・歴史 ] 2012年08月12日隅櫓と大手門を模型で再現 [ 文化・歴史 ] 2012年08月11日第50回県展、赤穂から入選2人 [ 文化・歴史 ] 2012年08月07日有年の遺跡は「国史跡級」 [ 文化・歴史 ] 2012年08月06日他界の作り手悼む篠笛演奏会 [ 文化・歴史 ] 2012年08月04日畿内から中四国の土器特別展 [ 文化・歴史 ] 2012年08月01日キャンバスの会がロビー展 [ 文化・歴史 ] 2012年08月01日65歳同級生3人が写真展 [ 文化・歴史 ] 2012年07月28日大学生がピアノコンサート [ 文化・歴史 ] 2012年07月27日非核平和展を29日まで開催 [ 文化・歴史 ] 2012年07月27日はく製と標本で西表島自然展 [ 文化・歴史 ] 2012年07月24日版画の私設美術館が移転再開 [ 文化・歴史 ] 2012年07月21日
コメントを書く