赤穂署員が事故調書を改ざん
2009年11月13日
交通事故の供述調書を改ざんしたとして、兵庫県警は12日、赤穂署地域課の巡査部長(53)を虚偽公文書作成容疑で書類送検し、減給10分の1(3カ月)に処分した。また、「業務管理責任を怠った」と、当時上司だった交通課長の警部(54)を本部長注意、事故捜査係長だった警部補(59)=現たつの署=を本部長訓戒とした。巡査部長は同日付で依願退職した。
県警によると、巡査部長は交通課に所属していた昨年4月、赤穂市高野の国道250号で車2台が衝突した重傷事故の捜査を担当。当初は一方の運転手の「相手が中央線を越えた」との供述に基づき調書をまとめたが、重傷を負った側の当事者から「中央線を越えていない」と否定され、自分の捜査負担を軽くしようと、事故から約2カ月後に重傷者の言い分に沿うように調書を書き換えた疑い。
今年1月、書類を点検した上司が不合理に気付き、県警が調査。加筆や差し替えが発覚した。同署は当事者双方に謝罪し、改めて書類を再作成したという。
また、この巡査部長は、昨年3月に検挙した信号無視による物損事故の書類を今年4月まで1年1カ月以上放置していたこともわかったという。
西村玉夫署長は「署員がこのような事案を起こし、誠に申し訳ない。今後とも、業務管理を徹底し、適正な業務の推進に努めてまいりたい」とコメントした。
掲載紙面(PDF):
2009年11月21日(1871号) 1面 (7,960,573byte)
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県警によると、巡査部長は交通課に所属していた昨年4月、赤穂市高野の国道250号で車2台が衝突した重傷事故の捜査を担当。当初は一方の運転手の「相手が中央線を越えた」との供述に基づき調書をまとめたが、重傷を負った側の当事者から「中央線を越えていない」と否定され、自分の捜査負担を軽くしようと、事故から約2カ月後に重傷者の言い分に沿うように調書を書き換えた疑い。
今年1月、書類を点検した上司が不合理に気付き、県警が調査。加筆や差し替えが発覚した。同署は当事者双方に謝罪し、改めて書類を再作成したという。
また、この巡査部長は、昨年3月に検挙した信号無視による物損事故の書類を今年4月まで1年1カ月以上放置していたこともわかったという。
西村玉夫署長は「署員がこのような事案を起こし、誠に申し訳ない。今後とも、業務管理を徹底し、適正な業務の推進に努めてまいりたい」とコメントした。
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コメント
退職金出すから辞める形にして、県警から再就職あっせん
だとかだったら笑えるな。
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投稿:あきれ太郎 2009年11月14日0 0
投稿:弁慶 2009年11月14日コメントを書く