「緑提灯」の店、赤穂で第1号
2010年03月13日
赤穂で初めてお目見えした「緑提灯」
「緑提灯」は日本の食料自給率向上、地産地消推進を目的に、5年前に北海道・小樽で始まった市民運動。主旨に賛同する登録店は「地場産品応援の店」と書かれた緑色の提灯をぶら下げ、国産食材の使用率アップに努める。これまでの登録数は全国で2600店に達しているという。
提灯には塗り絵の星が5個並び、国産食材の使用率がカロリーベースで50%以上なら1個、10%アップするごとに1個ずつ塗りつぶす。星の数が多いほど運動に貢献していることを示し、食の安全性を客にアピールするのにも役立つ。
赤穂で最初の登録店になったのは、加里屋の「そば処衣笠」。そば粉、コメ、鶏卵はすべて赤穂産にこだわり、国産使用率は90%以上。堂々の“5つ星”が店先で光っている。
店主の木村秀之助さん(62)は「おもしろい取り組みだと思って参加した。星の数に恥じないように、安全でおいしいメニューを提供したい」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2010年3月13日(1887号) 3面 (9,614,496byte)
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