怒りの川柳コンクール 過去最多の1825句
2010年03月14日
大賞作を書いた絵馬を奉納する藤原明朗さん
今回で6回目。恒例の専用絵馬で応募を受け付けた。前回より約400句増えて過去最多の1825句が全国から寄せられ、義士の人数にちなみ入賞47句を選考。大賞は、たつの市の元高校教諭、藤原明朗さん(73)が詠んだ「あっぱれな企業努力で首切られ」が選ばれた。
藤原さんは2度目の応募。「娘が製薬会社の人事担当をしていた時に思いついた句。まさか選ばれるとは思っていなかった」と受賞を驚いていた。
入賞作品発表式は毎回、浅野長矩の命日に合わせて実施。35歳の若さでこの世を去った長矩を鎮魂しようと、入賞作とともにすべての絵馬が奉納された。
大賞に次ぐ優秀賞3句は次のとおり。敬称略。
▽「職安で同窓会はしたくない」堀田郁夫(赤穂市)
▽「廃棄処理されてたまるか高齢者」吉村めぐみ(加古川市)
▽「思いやり予算が欲しい私にも」山口光久(神戸市)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2010年3月20日(1888号) 3面 (7,925,970byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
備前焼展「壺と擂鉢の魅力と歴史」 [ 文化・歴史 ] 2015年09月15日日本社会福祉学会の学術賞に中村剛教授 [ 文化・歴史 ] 2015年09月12日市美術展の作品搬入は9月27日 尾上松之助の忠臣蔵 幻のフィルム発見 [ 文化・歴史 ] 2015年09月09日御崎の米谷さん たつの市美展で市長賞 [ 文化・歴史 ] 2015年09月08日『赤穂の民俗』全11巻を電子化 [ 文化・歴史 ] 2015年09月06日周世の神護寺が老朽化で全壊 女性たちの合同絵画展 [ 文化・歴史 ] 2015年09月01日『うね文芸』節目の150号 [ 文化・歴史 ] 2015年08月31日浦島太郎や桃太郎の心中考察 林鶴雄が描いた「懐かしい風景」 [ 文化・歴史 ] 2015年08月28日有年公民館で音楽のつどい 市民文化祭、短歌・俳句を募集 赤穂の移民が創始「青島の盆踊り」復活 [ 文化・歴史 ] 2015年08月21日23日は新田で「たくみさん」
コメントを書く