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遺跡公園15周年のイベント

 2010年04月23日 
15年前の開園式を教え子たちにアルバムで見せる起塚裕子教諭
 弥生時代後期の大型墳丘墓や木棺墓群などを復元整備した「有年原・田中遺跡公園」が開園15周年を迎え、4月27日(火)に記念イベントが開催される。原小児童による和太鼓演奏で祝い、昭和63年の発掘調査で出土した市指定文化財の土器を展示する。
 同園は平成7年4月にオープン。当時も同校児童が開園式で太鼓をたたき、貫頭衣で古代人に扮した児童代表がメッセージを読み上げた。
 15周年イベントは「郷土の文化財にもっと親しんでもらおう」と企画した。同校6年児童13人と教諭4人が貫頭衣をまとって和太鼓を演奏。元小学校長の郷土史家、室井正彰さん=有年牟礼=が地域の文化財にちなんだ昔話を披露する。原幼稚園児も参加し、公園一帯に群生するヒガンバナの球根を来場者と植え付ける。
 同校で1年生学級を担任する起塚裕子教諭(27)は開園時に児童代表として式典に参加した一人。「子どもだった私が先生になって15周年を迎えるなんて思ってもいなかった。当日は児童と一緒に式典を楽しみたい」と話している。
 午前10時から。雨天時は翌日に延期する。問合せは市教委文化財係Tel43・6962まで。
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掲載紙面(PDF):
2010年4月24日(1893号) 1面 (8,512,085byte)
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