軟式テニスで男子初のインターハイ
2010年07月09日
男子ソフトテニスで創部初の全国大会出場を決めた山崎壮馬・米田真崇組=右が米田選手
中学時代からペアを組み今年で6年目。祖父母同士がきょうだいという親戚関係でもあり、「言葉に出さなくても互いに考えていることはわかる」(山崎選手)と信頼は厚い。
5月30日に吉川運動公園で行われた県総体の男子個人戦には地区予選を通過した120組が出場し、ベスト8以上がインターハイ出場の条件。山崎・米田組にとって第2シードと当たる4回戦が最大の難関だった。
相手は団体戦を制した太子の主力ペアだったが、臆することなく2ゲームを連取。山崎選手が粘り強くボールを返し、米田選手がボレーやスマッシュを決める得意パターンが決まり、練習試合を含めて過去に一度も勝ったことがない相手から4−1で金星をあげた。
山崎選手は「かなわない相手と思っていたが、まさか勝てるとは。一生懸命練習してきてよかった」と喜び、米田選手は「マイナスのイメージを捨ててプラスの考えを持つように心がけた」と試合を振り返った。
団体戦でも優勝校をあと一歩のところまで追い詰め、“赤高旋風”を巻き起こした。「チーム全体の底上げがインターハイ出場につながった」と鈴木智子顧問。2人とも全国の名が付く大会に出るのは初めてで、「一戦一戦楽しんでプレーしたい」(山崎選手)、「県大会と同じく悔いのない試合を」(米田選手)と気持ちを高めている。
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掲載紙面(PDF):
2010年7月10日(1903号) 4面 (10,234,078byte)
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