忠臣蔵のふるさと・播州赤穂の地域紙「赤穂民報」のニュースサイト
文字の大きさ

赤穂民報


  1. トップページ
  2. スポーツ
  3. 記事詳細

赤穂出身ボクサー、フィリピン王者下す

 2010年10月11日 
フィリピン王者を判定で下した小國選手
 赤穂出身のプロボクサー、小國以載(ゆきのり)選手(22)=VADYボクシングジム=が比チャンピオンに挑んだ一戦が10日、神戸市東灘区の神戸ファッションマート特設リングで行われ、小國選手が3−0の判定勝ち。デビュー4戦目でメーンカードに抜擢された逸材が、苦しみながらもタイトルへの階段をまた一つ駆け上がった。
 相手のエリック・ラパダ選手(29)はスーパーフライ級フィリピン王者で、東洋太平洋の同級10位。戦績こそ13勝14敗5分と平凡だが、負けた相手のほとんどが世界ランカー。対戦が決まってからビデオを見た高嶋穣会長(47)も「予想以上の強さ」に驚いたという。
 試合は契約体重54・5キロの10回戦。小國選手は序盤から左ジャブ、ボディへの右ストレートで主導権を握り、ポイントをリード。7Rに接近戦からカウンターを浴び、後半は極端に手数が減って公約のKO勝ちはならなかったが、3−0の判定で難敵を退けた。
 5月から7月にかけてフィリピン、メキシコで計5週間の武者修行。現地の世界ランカーたちとグローブを交え、技術やリズムを体感した。「普通はプロ4戦目でやる相手ではなかった」(高嶋会長)というこの日のカードも「世界を目指すなら、乗り越えなければならない試練」という期待の表れだ。
 会場には赤穂からも応援団が大型バス2台で駆け付け、「オグニコール」を送った。相手をノックアウトできず、やや残念そうな表情で勝ち名乗りを受けた小國選手だったが、大勢のファンに囲まれ、「次は倒せるようにがんばります」と次戦でのKO勝利を力強く宣言した。
<前の記事


掲載紙面(PDF):
2010年10月16日(1916号) 1面 (11,262,910byte)
 (PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)


コメントを書く

お名前 (必須。ペンネーム可):

メールアドレス (任意入力 表示されません):

内容 (必須入力):

※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。
今週のイベント・催し
23
(月)
 
24
(火)
25
(水)
26
(木)
27
(金)
 
28
(土)
 
29
(日)

最新のコメント

  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←世捨て人(11/25)
  • JR播州赤穂駅「みどりの窓口」11月末で廃止←うーん(11/25)
  • 対立候補「支持」の牟礼正稔・赤穂市長「信念に基づいて行動」「選挙終わればノーサイド」←適格性はあるのか(11/24)

各種お申込み

以下より各お申込み、資料請求フォームにリンクしています。ご活用下さい。

スマホサイトQRコード

スマホ用URLをメールでお知らせ!
e-mail(半角入力)


ドメイン指定受信をされている方は「@ako-minpo.jp」を指定してください。

閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警
閉じる
中村唯心堂 中道工務店 矢野防水工業 赤穂メモリアルホール 野中砂子土地区画整理組合 花岳寺 兵庫県警