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「歓喜の歌」高らかに熱唱

 2010年12月06日 
歓喜の歌をホールに響かせた第九演奏会
 一般市民の合唱団による2年に一度の第九演奏会が5日、赤穂市文化会館(ハーモニーホール)で行われ、観客約700人を前に高らかな歌声を響かせた。
 演奏会は同館がオープンした平成6年から隔年で開催され9回目。公募で集まった中学生から80代まで94人の団員が7月から週1回の練習を続けてきた。
 男性は黒スーツに蝶ネクタイ、女性は白ブラウスに黒スカートでステージへ。延原武春氏が指揮するテレマン室内オーケストラの演奏に合わせて、堂々と合唱した。第九に先立って行われた第1部ではテノール歌手、西垣俊朗氏らプロ声楽家4人がアリアを披露。見事な歌唱力で観客を魅了した。
 演奏が終わると、ホールは大きな拍手に包まれ、客席のあちこちから「ブラボー!」の声が。母と姉の家族3人で参加した三樋町の高校1年生、山口和真さん(16)は「大きな拍手が送られたときの感情は言葉で表現できない」と満足そうに振り返り、団長の横山博好さん(57)=有年横尾=は「団員が一丸となって歌えたことが誇り。最高の歌声が披露できた」と充実感に浸っていた。
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掲載紙面(PDF):
2010年12月18日(1924号) 4面 (12,564,616byte)
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