急増の少年犯罪、防止対策を協議
2011年01月24日
増加する少年犯罪を食い止めようと、「再非行防止対策会議」が24日、赤穂警察署であり、市内小中高の校長や生徒指導担当教諭ら約50人が参加した。
同署によると、昨年の全国における少年犯罪件数は7年連続で減少。兵庫県内では横ばい傾向にある中、同署管内では前年より17人多い43人の未成年者が傷害や監禁などの刑法犯で検挙された。会議は少年の犯罪や非行の予防についての情報共有を目的に警察と市教委が共催した。
黒田稔樹署長は会議の冒頭、「赤穂署が昨年1年間で検挙した刑法犯の約3割が少年。非常に危機感を持っている」と認識を示した。会議では県警本部少年捜査課や少年育成課の担当者が実際に市内で発生した案件を例に、犯行に至った経緯や少年の心理状態について話した。
市教委の室井久和教育長は「これまでの教育行政の在り方を振り返り、より積極的な生徒指導、学校運営を展開したい」と話している。
掲載紙面(PDF):
2011年1月29日(1930号) 1面 (12,074,172byte)
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同署によると、昨年の全国における少年犯罪件数は7年連続で減少。兵庫県内では横ばい傾向にある中、同署管内では前年より17人多い43人の未成年者が傷害や監禁などの刑法犯で検挙された。会議は少年の犯罪や非行の予防についての情報共有を目的に警察と市教委が共催した。
黒田稔樹署長は会議の冒頭、「赤穂署が昨年1年間で検挙した刑法犯の約3割が少年。非常に危機感を持っている」と認識を示した。会議では県警本部少年捜査課や少年育成課の担当者が実際に市内で発生した案件を例に、犯行に至った経緯や少年の心理状態について話した。
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