造形作家の卵、故郷で初個展
2011年02月26日
初めての個展に向けて展示作品を整理する寺村サチコさん
寺村さんは赤穂東中―赤穂高出。絞り染めと型染めの技法を用いた創作を専門とし、「ジャパンテキスタイルコンテスト学生大賞」「神々への捧げものアートコンペ優秀賞」など、すでに数々のコンクールで入賞歴がある。
作品のメーンテーマは「女の子の美しさと醜さ」。「美しい部分と、そうでない部分が共存している『女の子』の魅力を表現したかった」と話すとおり、華やかさや清楚さを感じさせる色彩もあれば、その反面、毒々しい色づかいもあるという激しいギャップが目を引く。
個展には、手袋から直径4メートルの大作まで、ここ2年の間に手がけた代表作を中心に20点以上を出品。寺村さんは「カラフルな空間を演出したい。軽い気持ちでふらっと来て、ふらっと見てもらえれば」と話している。
6日(日)まで午前10時〜午後6時(初日は正午から。最終日は午後5時終了)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年2月26日(1934号) 4面 (12,704,762byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
生誕110周年、辰巳柳太郎展 [ 文化・歴史 ] 2015年05月01日忠臣蔵扇子の第8弾を発売 [ 文化・歴史 ] 2015年05月01日赤穂民報主催・第23回習字紙上展の作品募集 鎧飾り勇壮に「五月人形展」 [ 文化・歴史 ] 2015年05月01日古代ロマン感じた出前授業 コレクター所蔵“幻の名陶”を公開 [ 文化・歴史 ] 2015年04月25日藍染め古布の手芸作品展 [ 文化・歴史 ] 2015年04月23日一陽会員の廣門さん、母校へ作品寄贈 [ 文化・歴史 ] 2015年04月21日「城」モチーフの版画を一堂に [ 文化・歴史 ] 2015年04月18日季節の草花80点、春の山野草展 [ 文化・歴史 ] 2015年04月18日文化財保護へ防犯パトロール強化 押絵サークル会員展に力作60点 [ 文化・歴史 ] 2015年04月16日コウノトリ写真コンで最優秀賞 [ 文化・歴史 ] 2015年04月15日アコウコットンで緞通制作へ [ 文化・歴史 ] 2015年04月11日市内3例目縄文遺構の発掘報告書 [ 文化・歴史 ] 2015年04月09日
コメントを書く