「春の義士祭」は復興祈願で開催
2011年04月04日
「春の義士祭」で使用する復興祈願横断幕
パレードには獅子舞、でえしょん踊りなど9団体が参加。特産の塩を天秤棒で担ぐ「御塩道中」は拝殿前、旅館山長前、大黒屋前で沿道の観客に小袋を配る。出演者を公募した「女人義士行列」には定員を超える申込みがあり、9歳から79歳まで47人の女性が討ち入り装束で練り歩く。
未曾有の震災から約1カ月。同神社も開催の是非について検討したが、関係者から「関西も落ち込んでどうする」「西日本の元気が復興を早める」などと実施を望む声が多く寄せられ、行事の主旨を「奉祝」から「復興祈願」へと切り替えて開催を決定した。
当日は女人義士行列の一行が「がんばれ東北、がんばろう日本」のスローガンをプリントした横断幕を手に持ち、観客に義援金の募金協力を呼びかける。
飯尾義明宮司は「被災された方々へのお悔やみとお見舞いの気持ちを胸に、“ともにがんばっていこう”というメッセージを、行事を通して呼びかけたい」と話している。
午前11時から祭典。パレードは拝殿前での奉納演舞の後、午後1時に同神社を出発し、赤穂城大手門からお城通りを通る。実施区間は午後3時まで歩行者天国となる。
電話42・2054。関連行事は次のとおり。
▽植木市(境内参道、9時)
▽邦楽・お茶席(大石邸庭園、10時)
▽少年剣道大会(境内、13時)
▽弓道大会(市民総合体育館、9時)
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年4月9日(1940号) 1面 (6,855,670byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
大鳥圭介ゆかりの地ウオーク 箏とソプラノ、春を運ぶ調べ かきまつりに2万3000人 [ イベント ] 2013年02月03日伊予松山から義士紙芝居 赤穂かきまつり、3日開催 [ イベント ] 2013年02月01日義士命日にダイコン煮 [ イベント ] 2013年01月30日百人一首かるた祭 出場者募集 謡と囃子の魅力ワークショップ 大避神社で3日節分祭 [ イベント ] 2013年01月26日迫力満点の着ぐるみ人形劇 泉岳寺へ「引き揚げ」ウオーク アニメ曲など子ども向け演奏会 琴とオカリナ、ピアノの共演 消防出初式は河川敷で20日 [ イベント ] 2013年01月16日リコーダーの祭典、プロの四重奏も
コメントを書く