「良質な音楽届けたい」樫本さんが抱負
2011年06月28日
赤穂国際音楽祭へ向けて来日した出演者のみなさん
今回で3度目となる同音楽祭。これまで同様、樫本さんが自ら音楽監督を務め、交友のある海外の音楽家がボランティアで集う。出演者8人のうち7人がこの日までに赤穂入りした。
「震災を知って、すぐにでも日本に戻りたかった」という樫本さんは会見の冒頭、被災した母国の現状を思いやった上で、「このような中、音楽祭を開催できることはすごく幸せ。感謝の気持ちでいっぱい」と共演者とスタッフへの謝意を表明。他の出演者からは、「ダイシンからの頼みなので日本に来た」(ズヴィ・プレッサーさん、チェロ)、「彼と一緒のステージはいつも楽しい」(アレクサンダー・シトコヴェツキーさん、バイオリン)など樫本さんとの友情や信頼関係が聞かれた。
「赤穂は大好きなおじいちゃんが住んだまちで、僕にとって日本のふるさと」と樫本さん。「短いフェスティバルだけど、その分内容の濃い、良質な音楽を届けたい」と抱負を述べた。
同音楽祭は4日まで開かれ、2日の公演チケットは完売。売上げ全額を被災地義援金に贈る1日のチャリティコンサートは入場料3000円、3日と4日の公演は1000円で、いずれも残りわずかとなっている。市文化会館TEL43・5111。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年7月2日(1950号) 1面 (8,137,058byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「世界ダウン症の日」に啓発イベント 姫路市美術展 橋本正史さん市長賞 [ 文化・歴史 ] 2019年03月11日郷土凧、創作凧集め親睦凧あげ 17日に海浜公園 [ イベント ] 2019年03月09日明治天皇ゆかりの史跡で景観整備 ロッキングハム演奏旅行へ結団式 恵比寿面と大黒面 保存会が手作り [ 文化・歴史 ] 2019年03月02日第30回赤穂民報習字紙上展の入賞者 朝日町の洋画家、山崎由佳さんに赤艸社賞 [ 文化・歴史 ] 2019年03月01日女性たちの絵画作品展 [ 文化・歴史 ] 2019年02月24日村絵図が物語る有年の歴史 [ 文化・歴史 ] 2019年02月22日ぶらり兵庫 歴史探訪ルート紹介 [ 文化・歴史 ] 2019年02月22日15周年の「あおぞら保育園」23日に記念行事 23日からチャリティー絵画展 上郡で「まんぷくウイーク」撮影小道具など展示 [ イベント ] 2019年02月18日ピアノ全国コンペ金賞で「ゆずりは賞」
コメントを書く