講演冊子を頒布、収益を義援金に
2011年07月27日
長年、速記士として働いた加里屋の中田知(とも)さん(80)が特技を活かした講演録を製本。実費頒布し、収益を東日本大震災の被災者義援金に寄付する。
中田さんは18歳から速記を学び、昭和31年に赤穂市議会事務局に書記として採用。結婚から子育て期間を除き、約30年間にわたって速記士を務めた。退職後も聴講した講演の内容を書き起こすなど、ライフワークとして速記を続けている。
満州で生まれ、終戦時に着の身着のままで帰国した中田さん。テレビなどで見る被災者の姿が当時の自分と重なった。「自分にできる支援を」と講演録の頒布を思い立った。
冊子はA4判17ページで、赤穂市医師会が過去に主催した市民健康講座の▽元生野町教育長、平岡隆信氏「老いを老いる」(平成13年4月14日)▽作家、柳田邦男氏「病気を人生の糧に」(同14年4月20日)の2講演を収録。1部150円で半分を義援金として日本赤十字社に寄付する。赤穂民報でも8月31日まで頒布する。
中田さんは18歳から速記を学び、昭和31年に赤穂市議会事務局に書記として採用。結婚から子育て期間を除き、約30年間にわたって速記士を務めた。退職後も聴講した講演の内容を書き起こすなど、ライフワークとして速記を続けている。
満州で生まれ、終戦時に着の身着のままで帰国した中田さん。テレビなどで見る被災者の姿が当時の自分と重なった。「自分にできる支援を」と講演録の頒布を思い立った。
冊子はA4判17ページで、赤穂市医師会が過去に主催した市民健康講座の▽元生野町教育長、平岡隆信氏「老いを老いる」(平成13年4月14日)▽作家、柳田邦男氏「病気を人生の糧に」(同14年4月20日)の2講演を収録。1部150円で半分を義援金として日本赤十字社に寄付する。赤穂民報でも8月31日まで頒布する。
<前の記事 |
コメントを書く