合気道の国際大会メンバーに抜擢
2011年08月06日
初の国際大会に向けて技に磨きをかける荒木佑馬選手
当身技、関節技など古流柔術を色濃く継承する「昭道館」(本部・大阪市阿倍野区)に12歳で入門した。「形」だけでなく試合形式の「乱取」も行うのが特徴で、関西地区のジュニア大会では個人乱取で中学2年から4連覇。実績と将来性を見込まれ、高段者揃いの代表メンバーに初段ながら抜擢された。
今春、兵庫県立大工学部に入学し、これまでなかった合気道競技部を創部。さらに日本拳法部の門も叩き、武者修行を積んでいる。入門時から指導する表西康裕(おもにし・みちひろ)支部長(32)は「最近は技の基本となる形がダイナミックになってきた。乱取にも生きてくるはず」と成長を認める。
国際大会は2年に一度開かれ、オランダ、ロシアなど十数カ国から代表選手が集結。中には柔道の元オリンピック選手も含まれるという。体重無差別の競技ルールは身長164センチの荒木選手にとっては大きなハンデに感じるが、「動きのスピードと力の集中によって相手を制するのが合気道の魅力。自分の技を試したい」とまったく臆していない。
出場が決まってからは得意の英語力を活かしてインターネット交流サイトで海外の選手たちと大会に向けた話題で盛り上がっているという。表西支部長は「どんな相手にもひるまない度胸がある。自分のスタイルを崩さず貫いてほしい」とエールを送っている。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2011年8月6日(1954号) 1面 (13,286,108byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
五輪選手育てたコーチが泳ぎ指南 中学新人駅伝、赤穂西が男女大会新 郡市区駅伝の赤穂市代表決定 [ スポーツ ] 2013年01月22日第32回市少女バレー会長杯 柔道協会が「演武始め」 [ スポーツ ] 2013年01月06日箱根駅伝3度走った赤穂出身ランナー [ スポーツ ] 2012年12月30日平成24年度義士祭奉賛武道・駅伝 [ スポーツ ] 2012年12月24日千日登山表彰 [ スポーツ ] 2012年12月17日忠臣蔵OPダブルステニス [ スポーツ ] 2012年12月17日兵庫ストークス、赤穂での初公式戦白星 [ スポーツ ] 2012年12月03日西播磨交流ターゲットバードゴルフ [ スポーツ ] 2012年12月01日第33回市少女バレー発足記念大会 第9回蓼城杯ソフトテニス 第8回スポクラ交流グラウンドゴルフ [ スポーツ ] 2012年11月28日第11回市小学生リレーカーニバル
コメントを書く