「不審者侵入」想定して防犯訓練
2012年02月16日
赤穂特別支援学校で行われた不審者対応訓練
訓練は「刃物を持った男が敷地内に侵入した」との想定。男性教諭が目出し帽で“不審者”に扮し、フェンスを乗り越えて、「子どもに会わせろ」などと叫んだ。異常に気付いた職員が大声で校内にいる同僚に知らせた。
児童生徒を教室内にかくまう一方、刺股、モップを手にした教職員十数人が正面玄関前で不審者を制圧。通報で駆け付けた警察官に引き渡した。学校内に配備されている「県警ホットライン」を使った通信指令室との直接交信もテストした。
同校では不審者対応要項を今年度に作成し、訓練は初めて。マニュアルでは、「まずは相手を刺激しないように話しかける」と取り決めているが、最初から制圧にかかろうとした職員らが反撃に出た“犯人”の模造刀に接触してしまう反省点もあった。
「子どもたちを守っても、先生に犠牲があってはだめ」と赤穂署生活安全課の松尾和生課長。訓練後、教職員らは体育館に集合し、さっそく刺股の使い方などについて警察から講習を受けた。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年2月18日(1980号) 4面 (9,118,947byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
暴力団を断固拒否! 「断つ会」が巡回 昭和にタイムスリップ? 癒しの空間を再現 [ 社会 ] 2008年05月03日災害時の避難円滑に 標識と案内板 [ 社会 ] 2008年05月03日保育所児童にお菓子と玩具プレゼント 赤穂市内の給油所も5月から値上げへ 西有年の中山さんに瑞宝単光章 [ 社会 ] 2008年04月29日加里屋の金川さんに黄綬褒章 [ 社会 ] 2008年04月28日御崎小が環境大臣会合の関連事業モデル校に プロバスクラブ新会長に榊氏 [ 社会 ] 2008年04月26日「廃止」方針の西部診療所 地元説明会 試験運行の一日周遊バスが大好評 AED救急講習 豆田市長も受講 [ 社会 ] 2008年04月22日地域づくり女性会議 10周年講演会 あでやかに稚児行列120人 西部診療所が「医師不足」理由に休診
コメントを書く