坂越のみこしで石巻の子ら笑顔
2012年05月09日
坂越から贈られたみこしを元気に担いだ石巻の子どもたち=湯殿山神社提供
湯殿山神社は太平洋岸から内陸約3キロにある。東日本大震災では津波で床上約1メートルまで浸水。昨年の例祭は規模を縮小せざるを得ず、保積宮司と大学時代に同級生だった生浪島宮司が「ぜひ来年は盛大に祭りを催して復興への弾みに」と、予備で保管していたみこしを修理して寄贈した。
みこしの渡御は晴天に恵まれた5日午前に催行。昭和34年を最後に繰り出しが途絶えていた朱塗りの大みこしも半世紀ぶりに復活した。担ぎ手の子どもたちは襟に「絆」の文字と両方の神社名を染め抜いたはっぴを着用。巡行を終えた後も、「もっと担ぎたい、とみこしを手放さないほどの盛り上がり」(保積宮司)だったという。
9日には、保積宮司と神社役員など4人が大避神社へお礼参り。「おかげですばらしい祭礼になりました」と感謝を伝えられた生浪島宮司は「子どもたちが喜んでくれたのが何よりうれしい。まだまだ大変なことが多いと思うが、前進してほしい」と励ました。
<前の記事 |
関連サイト:
【関連記事】被災地へ子どもみこし寄贈
掲載紙面(PDF):
2012年5月12日(1990号) 1面 (8,628,557byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
善意の毛布を被災地へ搬送 新1年生に交通安全カバー 番号発表と合格証で二重のドキドキ [ 社会 ] 2011年03月21日「東北に笑顔を」中学生が募金活動 市民農園「完売御礼」でスタート [ 社会 ] 2011年03月20日家内安全など願い「お砂踏み」 [ 社会 ] 2011年03月20日広がる被災地支援の輪 市防災HP、津波注意報告知なし [ 社会 ] 2011年03月19日「開封は2030年」尾崎小でタイムカプセル [ 子供 ] 2011年03月18日中央病院は気仙沼市へ派遣 年度最後の交流会、涙あふれて [ 子供 ] 2011年03月18日バイオリン教室、第9回発表会 赤穂署の人事異動 [ 社会 ] 2011年03月17日老健医療費付替え「19年度以前分は未調査」 [ 社会 ] 2011年03月17日「竹太鼓ありがとう」園児が感謝の演奏 [ 子供 ] 2011年03月17日
コメント
この、赤穂民報さんの記事の頃の様子に比べて、子供達の笑顔も、周りの様子もイキイキしてるように思いました。嬉しいですね・・・涙が出ます。河勝大明神のご加護あれ。
石巻日日新聞 5月7日配信記事より→https://hibishinbun.com/news/?a=9467
0 0
投稿:御神輿、その後 2019年05月09日コメントを書く