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「介護者の会」が15周年記念誌

 2008年06月14日 
「介護者の会」の活動の一つ、介護特別食の調理
 在宅介護に関わる人たちの情報交換や助け合いに役立っている「赤穂市ねたきり・認知症・重度障害者の介護者の会」は結成15周年記念誌をこのほど発刊した。
 「より良い介護をめざして」(A4判116ページ)。
 介護体験を赤裸々につづった会員からの寄稿とこれまでの活動状況を掲載。会報紙「おたより」の縮刷版も収録し、15年間の歩みが集約された一冊になった。
 同会は平成5年11月結成。当時は介護に対する社会の理解が乏しく、同会は孤立しがちな介護者にとっての“助け舟”だった。
 設立当初27人だった会員は現在約230人。例会、介護相談のほか、毎週月曜日には寝たきりや障害のある人でも食べやすいように調理した弁当の宅配サービスを行っている。
 記念誌は1500部発行。山中清子会長(59)=上仮屋北=は「介護者の思いがいっぱい詰まった一冊。ぜひ多くの人に読んでほしい」と話している。
 希望者は住所、氏名、郵便番号を明記し、切手290円分を同封して〒678・0232、赤穂市中広267番地、赤穂市社会福祉協議会内「介護者の会事務局」へ封書で申し込めばよい。なくなり次第終了。
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掲載紙面(PDF):
2008年6月14日(1799号) 4面 (7,733,473byte)
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