川柳講座1周年で初句会
2012年10月21日
昨年10月に発足した「赤穂川柳講座」がこのほど初めての句会を開いた。
「赤穂に川柳文芸を根付かせたい」と、加里屋の大上尚子さん(73)が代表世話人になって発足。「時の川柳社」副主幹で神戸川柳協会理事長の濱邉稲佐嶽氏(70)を講師に、毎月第2金曜日に中広の市文化会館で開講してきた。
御崎の桃井ミュージアムで行われた初句会には濱邉氏が姫路で主宰する「夢人会」の4人を含めて23人が参加した。「塩」と「逢」の2題で各人が一題につき2句ずつ出句。濱邉氏と「夢人会」の大谷慧水氏が選者を務めた。
「青空が塩辛トンボを赤にする」
「青春の逢瀬の浴衣色も褪せ」
選者から入選句が読み上げられるたびに作り手が「香子」「美佐子」などと自分の名前を名乗り出た。参加者のほとんどは句会が初体験。特有の緊張感や入選の感激を味わった。
大上さんは「川柳のおもしろさ、魅力を感じていただけたのではないでしょうか。今後も一人でも多くの方に川柳を楽しんでほしいです」と話していた。
同講座についての問い合わせは大上さんTEL43・4428。
掲載紙面(PDF):
2012年10月27日(2011号) 3面 (12,202,381byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
「赤穂に川柳文芸を根付かせたい」と、加里屋の大上尚子さん(73)が代表世話人になって発足。「時の川柳社」副主幹で神戸川柳協会理事長の濱邉稲佐嶽氏(70)を講師に、毎月第2金曜日に中広の市文化会館で開講してきた。
御崎の桃井ミュージアムで行われた初句会には濱邉氏が姫路で主宰する「夢人会」の4人を含めて23人が参加した。「塩」と「逢」の2題で各人が一題につき2句ずつ出句。濱邉氏と「夢人会」の大谷慧水氏が選者を務めた。
「青空が塩辛トンボを赤にする」
「青春の逢瀬の浴衣色も褪せ」
選者から入選句が読み上げられるたびに作り手が「香子」「美佐子」などと自分の名前を名乗り出た。参加者のほとんどは句会が初体験。特有の緊張感や入選の感激を味わった。
大上さんは「川柳のおもしろさ、魅力を感じていただけたのではないでしょうか。今後も一人でも多くの方に川柳を楽しんでほしいです」と話していた。
同講座についての問い合わせは大上さんTEL43・4428。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年10月27日(2011号) 3面 (12,202,381byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
JAXAミッション支援 高校生たちが観測チャレンジ [ 文化・歴史 ] 2024年11月17日美術家8人が出品「群象の会」展 22日から [ 文化・歴史 ] 2024年11月15日獅子舞4団体が熱演 赤穂市伝統文化祭 [ 文化・歴史 ] 2024年11月10日アートで地域の魅力さらに 御崎でプロジェクト [ 文化・歴史 ] 2024年11月06日獅子舞保存会4団体出演 9日に伝統文化祭 日展書の部11年連続入選 塩屋の清水まみさん [ 文化・歴史 ] 2024年11月03日赤穂市文化賞・スポーツ賞など 7団体50個人表彰 画業50周年 母校に画集寄贈 赤穂出身の山本雅也さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月25日亡祖父の思い受け継ぎ唐獅子絵馬奉納 [ 文化・歴史 ] 2024年10月19日赤穂民報主催・第42回習字紙上展の作品募集 群集墳テーマに特別展「播磨に現れた黄泉国」 [ 文化・歴史 ] 2024年10月18日2024赤穂市美術展 7部門で56点入賞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月17日「頑張ってきた仲間と」全日本金賞目指す 明誠学院吹奏楽部の上谷悠華さん [ 文化・歴史 ] 2024年10月16日5年ぶり復活へ稽古 木生谷荒神社の獅子舞 [ 文化・歴史 ] 2024年10月11日ル・ポン音楽祭6日開幕「すごく美しいメロディ」音楽監督の樫本大進さん会見 [ 文化・歴史 ] 2024年10月05日
コメントを書く