「常に“真剣勝負”」岩本和也・剣道連盟新会長
2008年06月21日
「赤穂の剣道をもっと盛り上げたい」と語る赤穂剣道連盟の岩本和也会長
連盟の所属人数は学生以下の準会員を含めると200人超。人口に対する競技人口の比率は高いといえるが、「さらに増やして、“剣道・赤穂”を盛り上げたい」と意気込む。
第一に掲げるのが「スポーツ少年団の活性化」。市内の小学校区ごとにある少年団は少子化のあおりもあって減少傾向。自身が剣道を始めたのも小学5年生のときに友だちに誘われたのがきっかけで、「子どものときの体験は大切」と重視する。
「礼儀やしつけ、集中力を身につけるのにも適したスポーツだということを知らせたい」と保護者へのPRも検討課題だ。
もう一つの目標は「大人の練習機会の充実」。現在、連盟には7段以上の高段者が自身も含めて20人以上を数えるが、それぞれが後進の指導に時間を割くことが多く、自分たちの技を磨く場が不足しがちだという。
「稽古をしてこその剣道。大人が技と力をつけることが子どもたちにもよい影響を与えるはず」と4年前には自宅近くに道場「義風館」を開設。自ら率先して道場に立つ。
好きな技は相手の動きをじっくり見定めて放つ「飛び込み面」。赤穂高から専修大に進み、全日本学生剣道の団体戦で全国制覇するなど華々しい競技歴を誇る。
「“真剣勝負”が剣道の魅力。会長職もおそれずに思い切って突き進みたい」と口元を引き締めた。
趣味はゴルフで「何か棒を持つのが好きなんやろね」。花岳寺通りで150年以上続く家業の「御菓子司岩佐屋」でも7代目を継ぐ56歳。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2008年6月21日(1800号) 3面 (7,646,225byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
ドイツの高校生が部活動体験 [ スポーツ ] 2015年08月11日水泳の塚本康介君、近畿も制覇 [ スポーツ ] 2015年08月08日「赤穂の少林寺拳法の父」を悼む [ スポーツ ] 2015年08月07日全中陸上に赤穂から2選手 [ スポーツ ] 2015年08月06日柔道の中学総体で県V、近畿2位 [ スポーツ ] 2015年08月05日岡山県代表で晴れの甲子園 [ スポーツ ] 2015年08月03日少林寺拳法の全国中学生大会に14拳士 [ スポーツ ] 2015年08月03日県中学水泳、大会新含め2種目制覇 [ スポーツ ] 2015年07月30日高校ビーチバレー全国大会へ元気ペア [ スポーツ ] 2015年07月29日第48回市議長杯ソフトテニス [ スポーツ ] 2015年07月28日空手道の流派全国大会に大挙出場 [ スポーツ ] 2015年07月24日西日本学童野球、赤穂で県予選 ペースランナーのボランティア募集 市民体育祭2015…グラウンドゴルフ [ スポーツ ] 2015年07月16日少林寺拳法でIHへ3拳士 [ スポーツ ] 2015年07月16日
コメントを書く