中央義士会が『大石頼母助の系譜』刊行
2012年12月04日
財団法人中央義士会(中島康夫理事長)は大石内蔵助良雄の大叔父とその家系についてまとめた書籍『大石頼母助の系譜 とくに浅野梅堂』をこのほど刊行した。
頼母助は良雄の祖父良欽の弟で、妻は赤穂浅野家初代藩主・長直の息女鶴姫。その間に生まれた長武は現在の加東市家原に陣屋があった家原浅野家を相続し、梅堂(本名長祚)は長武の5代後に当たる。
『大石頼母助の系譜−』は中島理事長が執筆。浦賀奉行、江戸町奉行など幕府要職を務め、文人としてもすぐれた梅堂の生涯を詳しく紹介。これまでスポットが当てられることのなかった人物像を解き明かしている。また、浅野長政を始祖に真壁、笠間、赤穂へと続いた浅野家の歴史についてもまとめた。
著者の中島理事長は「赤穂事件に関わった人の子孫に、梅堂のような賢人がいたことを知らしめることができれば」と話している。
A5判124ページで1部1000円(送料80円)。赤穂城隅やぐら北向かいの「わたや」でも販売している。問合せはNPO「忠臣蔵を守る会」TEL048・973・3777、メールchuogishikai@tokyo.email.ne.jp。
掲載紙面(PDF):
2012年12月8日(2017号) 1面 (9,167,275byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
頼母助は良雄の祖父良欽の弟で、妻は赤穂浅野家初代藩主・長直の息女鶴姫。その間に生まれた長武は現在の加東市家原に陣屋があった家原浅野家を相続し、梅堂(本名長祚)は長武の5代後に当たる。
『大石頼母助の系譜−』は中島理事長が執筆。浦賀奉行、江戸町奉行など幕府要職を務め、文人としてもすぐれた梅堂の生涯を詳しく紹介。これまでスポットが当てられることのなかった人物像を解き明かしている。また、浅野長政を始祖に真壁、笠間、赤穂へと続いた浅野家の歴史についてもまとめた。
著者の中島理事長は「赤穂事件に関わった人の子孫に、梅堂のような賢人がいたことを知らしめることができれば」と話している。
A5判124ページで1部1000円(送料80円)。赤穂城隅やぐら北向かいの「わたや」でも販売している。問合せはNPO「忠臣蔵を守る会」TEL048・973・3777、メールchuogishikai@tokyo.email.ne.jp。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2012年12月8日(2017号) 1面 (9,167,275byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
[ 文化・歴史 ]
早乙女が「お田植祭」 コンセル・ヌーボの第30回定演 有年考古館で「職人の匠と技」展 [ 文化・歴史 ] 2013年06月07日「赤穂の祭り」テーマ写真展 [ 文化・歴史 ] 2013年06月06日高齢者大学OB仲間で水墨画展 [ 文化・歴史 ] 2013年06月05日作り手偲んだ篠笛コンサート [ 文化・歴史 ] 2013年06月05日ものづくり作家たちの共同展 [ 文化・歴史 ] 2013年06月05日プロ能楽師が小学校で出張講座 生誕100年、藤本東一良展 [ 文化・歴史 ] 2013年05月30日笛作り名人偲び和笛の演奏会 [ 文化・歴史 ] 2013年05月27日「黒崎墓所」で続く月例清掃 義士介錯の末孫が一族譜刊行 [ 文化・歴史 ] 2013年05月25日荒川十太夫の子孫が義士墓参 [ 文化・歴史 ] 2013年05月23日義士の逸話を一人ずつ読み物に [ 文化・歴史 ] 2013年05月18日赤穂美術協会展19日まで [ 文化・歴史 ] 2013年05月18日
コメント
0 0
投稿:忠臣蔵問屋わたや 2012年12月04日コメントを書く