赤穂かきまつり、3日開催
2013年02月01日
旬の味を求めて毎年大勢の人出でにぎわう「赤穂かきまつり」=昨年の様子
赤穂は昭和40年代前半に県下で初めて海面に浮かべた筏でカキを養殖する「浮き流し方式」の事業化に成功。その後も工夫を重ね、味の良さで定評がある。昨年には坂越の「かましま水産」が国内初の品評会「かき日本一決定戦」で4位入賞。全国に名を広めた。
赤穂市漁協によると、今季は18業者が計168台の筏を展開。12月末までに例年より多い約120トンを水揚げた。殻のサイズは例年と変わりないが、「身の入り具合がよい」という。秋口以降の定期的な雨で海中のプランクトン量が安定したことが好材料だったとみられる。
「かきまつり」は、かつては坂越漁港で開催され、赤穂海浜公園に会場を移した平成20年以降、来場者数が飛躍的に増加。ここ2年間は2万人の大台(主催者発表)に乗っており、今回も大勢の人出でにぎわいそうだ。
公園東寄りの「赤穂広場」で午前9時開場。広場を囲むように40店以上のブースが並び、新鮮なカキを使った炊き込み御飯、フライ、お好み焼きなどを販売する。風味豊かなカキみそ汁は1杯100円で3000食を用意。毎年大好評のカキの炭火焼きは今年も約8000個を無料で振る舞う。即売テントでは、むき身(約500グラム)、殻付き(約1・5キロ)をいずれも市価よりも安い1000円で提供。重さと個数が近い人10人にカキを贈る「カキの重さ当て」、口上が聞いていて楽しい「バナナとカキのたたき売り」などステージイベントも盛りだくさんになっている。
当日は同公園の駐車場を無料開放。JR播州赤穂駅と同公園を結ぶ臨時バス(運賃190円)が午前8時半から運行する。イベント全般についての問合せはTEL42・2602(赤穂観光協会)。
<前の記事 |
掲載紙面(PDF):
2013年2月2日(2025号) 1面 (7,370,233byte)
(PDFファイルを閲覧するにはこちらからAdobe Readerを入手してください。)
専門家が見通す「日本経済の行方」 焼きカキで地酒の飲み比べ [ イベント ] 2014年01月21日障害乗り越えた和太鼓集団の映画 [ イベント ] 2014年01月18日外国人受講生の日本語スピーチ大会 [ イベント ] 2014年01月17日吉良邸〜泉岳寺、引揚げウオーク [ イベント ] 2014年01月10日歴史フォーラム「官兵衛と西播磨」 とんど祭りは13日と15日 [ イベント ] 2014年01月06日和凧作り教室と凧あげ大会 [ イベント ] 2014年01月05日金子みすゞの詩、歌唱コンサート [ イベント ] 2013年12月15日勇壮華麗に義士祭、8万人の人出 [ イベント ] 2013年12月14日松平健さん、内蔵助姿で参拝 [ イベント ] 2013年12月14日長野「中関義士踊り」14日演舞 義士祭の観覧席、40席を当日販売 師走を彩る元禄絵巻「赤穂義士祭」 [ イベント ] 2013年12月10日あす開幕「忠臣蔵ウイーク」 [ イベント ] 2013年12月06日
コメントを書く