高台避難まで訓練拡大
2013年05月29日
元禄橋町自治会(亀井義明会長、438世帯)は26日、南海トラフ地震を想定した防災訓練を行い、住民と警察、消防など計約290人が参加した。津波から確実に身を守ることのできる場所として、御崎の高台にある野外活動センターへの二次避難訓練を試みた。
初めて実施した昨年は平地にある東浜公園で訓練を終了。反省会で「ここだと津波から身を守れない」と高所への避難を求める意見があり、海抜約30メートルの同センターを目的地に選んだ。
「東南海、南海地震の同時発生で津波警報が発令」との想定。班長が一世帯ごとに声を掛けて回り、約260人が町単位で最寄りの公園や駐車場に集合。そのうち約7割の参加者が二次避難訓練を希望して徒歩で移動した。
訓練開始から53分後に避難を完了。亀井会長は「急な坂があるルートにも関わらず、多くの人が二次避難まで訓練に参加してくれた」と防災意識の高まりを歓迎。センターまで約1・5キロの道のりを歩いた櫛田孝司さん(78)=元禄橋町=は「いざというとき、どこへ逃げればよいか具体的にイメージできた。乳幼児連れの親子や歩行が困難な人をどうサポートしていくかが課題」と話した。
初めて実施した昨年は平地にある東浜公園で訓練を終了。反省会で「ここだと津波から身を守れない」と高所への避難を求める意見があり、海抜約30メートルの同センターを目的地に選んだ。
「東南海、南海地震の同時発生で津波警報が発令」との想定。班長が一世帯ごとに声を掛けて回り、約260人が町単位で最寄りの公園や駐車場に集合。そのうち約7割の参加者が二次避難訓練を希望して徒歩で移動した。
訓練開始から53分後に避難を完了。亀井会長は「急な坂があるルートにも関わらず、多くの人が二次避難まで訓練に参加してくれた」と防災意識の高まりを歓迎。センターまで約1・5キロの道のりを歩いた櫛田孝司さん(78)=元禄橋町=は「いざというとき、どこへ逃げればよいか具体的にイメージできた。乳幼児連れの親子や歩行が困難な人をどうサポートしていくかが課題」と話した。
<前の記事 |
津波避難目標に6地点追加 [ 社会 ] 2012年06月30日原告市議が控訴の意向固める [ 社会 ] 2012年06月28日節電で昼休み1時間繰り下げ [ 社会 ] 2012年06月27日安全確認で事故から身を守ろう [ 社会 ] 2012年06月25日保育所の先生たちが和太鼓特訓 [ 社会 ] 2012年06月24日防災マップに家庭で書き込みを [ 社会 ] 2012年06月23日【寄稿】福祉活動に込められた殿下の“想い” [ 社会 ] 2012年06月23日計画なくても課税は「適法」 [ 社会 ] 2012年06月21日市社協理事長に西元男氏 [ 社会 ] 2012年06月20日本のリサイクルフェア盛況 [ 社会 ] 2012年06月20日非開示取消請求訴訟、原告が敗訴〜神戸地裁 [ 社会 ] 2012年06月19日厄をはらって涼を呼ぶ [ 社会 ] 2012年06月16日赤穂RC新会長に前田氏 [ 社会 ] 2012年06月12日赤穂LC新会長に横山氏 [ 社会 ] 2012年06月12日荒神社の社殿改修が竣工 [ 社会 ] 2012年06月10日
コメントを書く