マスターズ陸上で2度目の日本一
2013年09月12日
全日本マスターズ陸上で2度目の優勝を飾り、伊万里焼の優勝杯を手にガッツポーズの笠原裕之さん
赤穂高、龍谷大で短距離選手として活躍した笠原さんは市役所入庁後も競技を継続。仕事を終えた夜や休日に地道なトレーニングを続けている。40歳のときにはM40クラスのアジア記録を33年ぶりに更新。一昨年の世界マスターズでは日本チームのアンカーとして1600メートルリレーを走り、銅メダルを獲得した。
今大会は両足のアキレス腱に痛みがあり、ベストには遠いコンディション。大会前の1週間はまったく走らずに調整に努めたという。レースでは「前半から出し惜しみせずに飛ばす」作戦でスタートから一気に加速。「とても長く感じた」というラストの直線も持ちこたえ、トップでゴールした。
「スポーツ先進都市」を推進する市教委スポーツ推進課の担当係長。休日は小学生向け陸上教室で子どもたちをコーチする。「教え子の中からオリンピック選手が出てくれることが夢」と話す笠原さん。「僕は東京オリンピックの年は50歳。M50クラスの日本新記録を目指して、これからも走ることを楽しみたい」と話している。
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掲載紙面(PDF):
2013年9月14日(2053号) 1面 (10,038,169byte)
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投稿:育成頑張ってください 2013年09月12日コメントを書く