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台風災害救援に赤穂から15人

 2013年09月30日 
敷地を埋めた土砂を撤去するボランティア
 台風18号で被災した地域を救援しようと、赤穂市と相生市の社会福祉協議会が29日、ボランティアを輸送するための貸し切りバスを合同で運行。京都府中部の南丹市で浸水家屋の泥出しや拭き掃除に尽力した。
 社協の募集に志願した19歳から74歳まで男女37人が参加。午前6時前に赤穂を出発し、現地ボランティアセンターの指示で要介護者を抱える世帯や高齢者夫婦2人が暮らす民家などへ入った。
 崩れた裏山から土砂が本堂に流入した美山町樫原地区の永照寺には20人を投入。地元住民約15人と力を合わせて床下や側溝から泥を取り除き、廊下や建具を水拭きした。
 約4時間半の重労働を終えて午後7時過ぎに帰着。「少しでも役に立てるなら」と参加した磯浜町の大学3年生、井上諒祐さん(20)は「慣れない作業で全身が筋肉痛になりましたが、達成感があります。現地の皆さんの大変さも感じました」と話していた。
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掲載紙面(PDF):
2013年10月5日(2056号) 3面 (10,976,534byte)
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